最終更新日時2019/02/27
日本には先人たちが切り開いた道が、今もなお残されています。そこで今回は、日本三大古道と呼ばれる「熊野古道」「奥の細道」「中山道」をご紹介します。少し足を伸ばして、歴史ある古道を歩いてみませんか。
熊野古道
熊野古道は、三重県・奈良県・和歌山県・大阪府を通る参詣道です。古来より、上皇や女院など高貴な身分から庶民にいたるまで多くの人々が参拝してきました。2004年に紀伊山地の霊場と参詣道の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。
発心門王子が熊野本宮大社の入り口とされています。歩くコースがいくつかあり、またガイドツアーもあるので初心者の方でも参拝することができます。
一番歩きやすいとされている発心門王子〜熊野本宮大社のコースは、石畳が残る古道や棚田、茶畑、集落の中の道など美しい景色を楽しめます。森林の中を歩き、心癒されてみませんか。
熊野本宮大社は今から2000年前に神が祀られたとされています。平安時代に熊野詣が盛んになりました。後白河上皇や後鳥羽上皇など数多く参拝されています。「世界遺産熊野本宮館」や世界遺産に登録された入浴ができる唯一の温泉「川湯温泉」にも、ぜひ足を運んでみてください。
距離 | 発心門王子~熊野本宮大社:6.9km |
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詳細情報 | http://www.hongu.jp/kumanokodo/ |