最終更新日時 2019/06/13

奥尻島は、北海道の南西に浮かぶ島。面積142.73km、人口およそ2700人。本島からは飛行機かフェリーで渡ります。「奥尻ブルー」と呼ばれる透明な海が自慢で、その海に点在するユニークな奇岩が観光名所になっています。ウニ、アワビ、イカなど、新鮮な海の幸がドッサリ。口いっぱいにほお張って、お腹いっぱい食べましょう。

奥尻でおすすめの定番スポット5選

1. 北東エリア

奥尻島は4つのエリアに分かれています。「北東エリア」には、球島山、宮津弁天宮、賽の河原などがあります。球島山は標高369.3m。駐車場から約90の階段を上ると、山頂の展望台に着きます。青い海と青い空の絶景が広がるので、爽快感で胸がいっぱいになります。夏の夜には、イカ釣り漁船の漁火が夜空の星と一体になって輝きます。車でのお出かけがおすすめ。

「宮津弁天宮」は、江戸時代のころ、交通の要所。船の連絡拠点でした。1831年、豊漁を祈願し、宮津弁天宮を建て、弁財天を祀りました。七福神の中で唯一女である弁財天は、情の深い財産の神様として有名で、豪遊する旅人を気に入ると、その旅人が乗る船を波ひとつない海で守ったと言われています。

名称 北東エリア
住所 宮津弁天宮 奥尻町宮津
サイト
http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001040.html

2. 奥尻エリア

「奥尻エリア」は、奥尻島の中央の東側の地域です。鍋釣岩、うにまるモニュメント、長浜海岸があります。うにまるモニュメントは、奥尻島で獲れるムラサキウニをモチーフにしたモニュメント。高さ13m、ステンレス製のウニのトゲは120本あります。夜はライトアップされ、ピカピカ光ります。長浜海岸は、全長8mの長い浜。白御影(しろみかげ)石が多いので、御影石海岸とも言われています。白御影石は、白地に黒いゴマのような模様の石材のひとつで、リッチでオシャレ。絶好のデートスポットと言えるでしょう。

「鍋釣岩」は、奥尻島の象徴的な天然の岩石。鍋に付いている弓のような取っ手に似ているので、この名が付きました。高さは19.5m。頭のてっぺんに「ヒロハノヘビノボラズ」という落葉低木が生えています。黄色い花と赤い実をつけますが、枝に鋭いトゲがあるので「広葉蛇登らず」で、蛇も登れないそうです。夜にはライトアップされます。カメラのシャッターを押す手が忙しくなるかも。写真好きの女子旅におすすめです。

名称 奥尻エリア
住所 鍋釣岩 奥尻町奥尻
サイト
http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001037.html

3. 青苗エリア

「青苗エリア」は、奥尻島の南の地域です。時空翔、無縁島、ホヤ石、モッ立岩などがおすすめスポット。無縁島は、数珠を手に持って、祈っている僧侶の姿に見える島。ホヤ石は、海の生き物「ホヤ」に似た石で高さ25m。滝があり、夏は水しぶき、冬は氷のつららに出会えます。写真のモッ立岩は、昔は鍋釣岩の隣で夫婦岩と呼ばれ、今は浮気のためにやって来た場所でモッ立岩と呼ばれています。

「時空翔」は、1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震の慰霊碑。奥尻島を中心に甚大な被害が出たので、奥尻島地震とも言われています。時空翔は、黒御影石で作られ、くぼみの部分は、震源地の南西沖を向いています。7月12日には太陽がくぼみの中にちょうど沈むように設計されており、自然の怖さが学べるスポットですね。

名称 青苗エリア
住所 時空翔 奥尻町青苗36
サイト
http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001049.html

4. 北西エリア

「北西エリア」には、神威脇地区があります。第二次世界大戦後、国後島がソ連の占領地になったため、1946年、国後島の住民は、奥尻島の神威脇に移り住むことになりました。神威脇地区のほか、その北にある幌内地区には、ゴツゴツした岩場だらけの海岸線があります。透き通った海の色「奥尻ブルー」は、宝石のような美しさ。ご当地ならではの景観。北追岬公園、カブト岩、屏風立岩などがおすすめスポット。奥尻島は街灯のない場所が多く、夜空の星は100点です。

「北追岬公園」の彫刻のひとつ「よくきたさ」。世界的に有名な彫刻家の流政之の作品です。流政之は、国後島を追われた人々の望郷の思いに心を打たれ、作品「北追岬」を制作。その後、「回天が原」、「はぐれ鳥」、「神威流」、「サキモリ」、「島民のための島へっちょ」、「よくきたさ」、「恋のつぎめ」など、数々の彫刻を北追岬公園に残しました。芸術好きの一人旅におすすめ。

名称 北西エリア
住所 北追岬公園 奥尻町湯浜
サイト
http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001041.html

5. 奥尻島のグルメ(食事処 北の岬さくらばな)

奥尻島は海の幸の宝庫。「奥尻島のグルメ」といえば、ウニ、アワビ、イカ、ホッケ、タラ、ツブ貝、ホタテなどです。ウニ丼とアワビの地獄焼きは絶対に食べたい逸品。塩漬けにした魚と野菜からつくる三平汁は、奥尻島の郷土料理で江戸時代の文献にレシピの記録があります。おくしり和牛や奥尻ワインも絶品なので、お土産にも評判。女子旅、子ども連れの家族、友だち同士の旅行など、どんなシチュエーションで訪れても良いでしょう。

「食事処 北の岬さくらばな」は、漁師が店主をしている食堂です。一番人気は、うに丼定食2700円(4月末から9月末まで)。そのほか、アワビ、ツブ貝、ホタテ、イカの入った海鮮カレー1260円、ほっけのすりみ汁orいかのすりみ汁780円など、鮮度抜群の海の幸が安いので嬉しいですね。心もお腹も大満足することでしょう。

名称 奥尻島のグルメ(食事処 北の岬さくらばな)
住所 奥尻町稲穂108
営業時間 8:30~17:30 不定休 営業期間は4月末~10月末
サイト

食事処 北の岬さくらばな


奥尻でおすすめの穴場スポット5選

1. 奥尻ワイナリー

「奥尻ワイナリー」は、1999年、奥尻島に自生する山ブドウの栽培を開始し、その後、ヨーロッパのブドウ品種を植栽。2008年、工場を稼働し、本格的にワインの醸造を始めました。海に囲まれている奥尻島は、海の潮風がブドウ畑を吹き抜けるので、ワインはミネラルが豊富。ワインをひと口飲むと、奥尻島の風土が感じられます。ワイン好きのグルメ通にも人気。

奥尻ワイナリーのワイン「OKUSHIRI 」。メルロー(白)、ノースレッド、ケルナー、ツヴァイゲルトレーベ、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・グリ、メルロー、セイベル13053、ピノ・ノワール・ロゼ、セイベル13053・ロゼなどがあります。おすすめはピノ・グリ。ピノ・グリ2014のワインが日本ワインコンクール2015で銀賞(欧州系品種)を受賞しました。工場見学もあるので、ワイン造りが学べます。まさに、奥尻島の穴場スポット。

名称 奥尻ワイナリー
住所 奥尻町湯浜300
営業時間 9:30~17:00 工場見学は前日までに電話で予約 4月下旬~10月下旬は不定休(オフシーズン) 11月上旬~4月中旬は日曜定休(オンシーズン) 
サイト
http://okushiri-winery.com/index.php

2. 奥尻三大祭

「奥尻三大祭」は、6月22日の「賽の河原まつり」、7月の「室津まつり」、8月の「なべつるまつり」です。室津まつりは、奥尻島の南に浮かぶ室津島にちなんだもので、航海の安全と大漁を祈願し、青苗漁港で開催されます。漁船パレード、イカ釣り大会、海上ハッポー渡りなど、にぎやかで楽しい催しがてんこ盛り。新鮮な魚介類を食べる「海の幸味三昧」は、イチオシです。なべつるまつりは、観光祭と産業祭を合わせた島一番のお祭り。子ども連れの家族にピッタリです。

「賽の河原まつり」は、海難事故死、幼少の死を悼み、冥福を祈る行事です。奥尻島の北端にある稲穂岬で開催されます。夕方に灯籠流しがあり、明かりのついた灯籠を流すと、灯籠にのった精霊が海の向こうのあの世に帰っていく…。わたしたちは、その精霊を見送ります。法要のほか、子ども相撲などの催しもあります。ご当地ならではの祭りに参加してみてはいかがですか。

名称 奥尻三大祭
住所 賽の河原まつり 奥尻町稲穂
営業時間 詳細はホームページで確認
サイト
http://www.town.okushiri.lg.jp/hotnews/detail/00001056.html

3. ハートランドフェリー

「ハートランドフェリー」は、1934年に創業、北海道の本島、利尻島、礼文島、奥尻島を結ぶ貨客船の運航会社です。島から島へ物資と人を運んでいます。小さな島で暮らす人々の生活航路、旅する人の海上の交通手段です。奥尻島へは、江差から乗船できます。フェリーの名前は「カランセ奥尻」。カランセは、レッドリストに記載された花「オクシリエビネ」の学名。。フェリーの甲板で潮風に吹かれながら、わくわくドキドキの旅に出発しましょう!

奥尻島のゆるキャラ「うにまる」。5月1日から10月末までの期間、フェリーターミナルで旅行客をお出迎え、お見送りします。握手と記念撮影はOKなので、気軽に声をかけてください。ただし、7:20発の瀬棚行きは、朝食中なので、お見送りできません。子どもたちも喜ぶことでしょう。フェリーと併せてお楽しみください。

名称 ハートランドフェリー
住所 奥尻支店 奥尻町奥尻309
営業時間 9:00~17:00 
サイト
http://www.heartlandferry.jp/

4. 奥尻ゲストハウスimacoco

「奥尻ゲストハウスimacoco」は、1泊素泊まり4000円の交流型ゲストハウス。神威脇温泉が徒歩2分の所にあります。「SUP・Kayak」、「ブナ原生林ハイキング」、「Tent-Sauna」、「FATBIKE」など、オプショナルツアーがあり、遊びをコーディネートしてくれるので、奥尻島の魅力が体感できます。どのツアーも神威脇温泉の入浴付き。思いっきり遊んだ後は、温泉に浸かって、汗と疲れをとることができます。子ども連れの家族におすすめ。

「SUP・Kayak」の「いざカムイの洞窟へ!大満喫SUP・Kayakツーリング(約3h)」コースで11000円。SUPは、スタンドアップパドルボードの略です。海上のサーフボードに立ち、パドル(かい)で漕いで、水上を散歩するアクティビティです。Kayakは、カヌーの一種。カヌーに座って、左右に水かきがついたパドルを左、右と交互に漕いで進みます。秘密の洞窟の中に探検に行くと、自然の造形美に感動しますね。

名称 奥尻ゲストハウスimacoco
住所 奥尻町湯浜100
サイト
https://okushiri-imacoco.com/

5. ひやま・奥尻サイクルーズ

「ひやま・奥尻サイクルーズ」は、奥尻航路活性化協議会が主催するサイクリングの企画・運営団体です。ツーリングコースは、本島のせたな町と江差町、離島の奥尻島の3町にあり、「奥尻島一周北まわり」、「JR函館駅~江差港」、「JR長万部駅~江差港」、「木古内道の駅~江差港」の4つ。全国のサイクリストにコースを走ってもらい、SNSに写真を投稿してもらいながら、多くの人にツーリングコースにある美しい自然と文化を知ってもらうのが目的です。外国人観光客もちらほら見かけますよ。

「奥尻島一周北まわり」コースは、走行距離65.6km、走行時間5時間30分。奥尻港フェリーターミナルから、北まわり(反時計回り)に奥尻島をぐるりと一周するコースです。主なポイント地点は、宮津弁天宮、稲穂岬、復興の森、幌内温泉跡、神威脇温泉、奥尻島津波館。名所に立ち寄って、観光しましょう。途中、標高347mの所まで登ります。スマートフォンでコースを確認しながら走りましょう。人気沸騰中の最新アクティビティですね。

名称 ひやま・奥尻サイクルーズ
住所 奥尻町奥尻806
サイト
https://ok-cycleuise.jp/

美しい海!おもしろい岩!おいしい海の幸!の奥尻島の旅で「ハイチーズ」

奥尻島は、見渡せば「奥尻ブルー」といわれる海一色です。ウニ、アワビ、イカなどの海の幸は新鮮そのもの。また、透明感のある美しい海に驚いたことでしょう。鍋釣岩、無縁島、ホヤ石、モッ立岩、神威岩、カブト岩、屏風立岩などのユニークな奇岩も見るものを驚かせます。写真映えするスポットばかりなので、カメラ片手に思いっきり旅を楽しもう!

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