最終更新日時 2019/02/27

いま話題の北陸地方。2015年3月の北陸新幹線開通で、盛り上がりを見せていますね。そんな北陸に訪れるならぜひ足を運んでみたいのが、金沢の「ひがし茶屋街」。
金沢のレトロな街並が残る「ひがし茶屋街」は、日常生活の中ではなかなか着る機会のない和服での散策にもぴったりの場所。五木寛之の著書「朱鷺の墓」の舞台としても知られています。

そんな「ひがし茶屋街」で、藩政時代から続くレトロな金沢の歴史を楽しんでみませんか?

「ひがし茶屋街」のはじまり

ひがし茶屋街出典:Wikimedia Commons

「ひがし茶屋街」が誕生したのは、今からおよそ195年前の文政3年(1820年)のこと。加賀、能登、越中の広大な地域を束ね、「加賀百万石」の由来となった加賀藩によって整備されたといいます。
しかし、およそ10年後の天保2年 (1831年)に、一度廃止となりました。その理由は、「茶屋」が風俗街(遊郭)だったから。これほど美しい景観の茶屋街にも、意外な歴史があったのですね。

街並みを彩る出格子「木虫籠(キムスコ)」

木虫籠出典:photoepics.com/higashicha/

「ひがし茶屋街」の魅力のひとつが、町家の並ぶ街をより一層レトロに見せる「木虫籠(キムスコ)」と呼ばれる出格子です。出窓のようにしつらえられた格子のことで、長い時を経てもなお美しい姿で残っています。
また、インドのベンガル地方の赤色の顔料を用いたので、「弁柄格子」とも呼ばれるのだとか。赤い色味が残っていて、街全体がうっすらと赤く見えることもまた、「ひがし茶屋街」をレトロな雰囲気にしているのでしょう。

夏のはじまりを告げる風物詩「加賀友禅灯篭流し」

RP29483_1014出典:relux(リラックス)

金沢で楽しみたいポイントは、「ひがし茶屋街」だけではありません。「ひがし茶屋街」から少し足を伸ばしたところに位置する、浅野川。「女川」という愛称でも親しまれるこの川で、毎年6月の第1日曜日と土曜日に行われるのが「加賀友禅灯篭流し」です。
石川県最大のお祭り「百万石まつり」の前夜祭でもあるこのお祭りでは、灯篭が暗い川面をゆったりと流れてゆく幻想的な様子を楽しむことができます。とくに、浅野川にまたがる梅の橋から眺めるその風景は圧巻。ぜひ金沢随一の美しい風景をご覧ください。

TOP画像出典:relux(リラックス)

特集

2019/02/14過ごす、代々木・渋谷 ー本が彩る私の時間ー 川端里恵さん【後編】

2019/02/14過ごす、代々木・渋谷 ー 本が彩る私の時間 ー 川端里恵さん【前編】

人気記事