最終更新日時 2019/06/14

歴史的な遺産が数多く残っている奈良県・飛鳥エリア。日本最大級の古墳や、歴史的な壁画が発見された古墳など、飛鳥ならではのスポットが至る所に存在しているのが明日香村です。今回は明日香村の定番観光スポットから穴場観光スポットまで、幅広くご紹介します。

飛鳥でおすすめの定番スポット10選

1. 石舞台古墳

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飛鳥を代表する古墳の一つである「石舞台古墳」。日本最大級の横穴式石室であり、大小約30個の花崗岩から作られています。一番大きな石は約77トン、総重量は2,300トン。盛土が失われているため、巨大な石室を直に見ることができます。

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石舞台古墳は西暦500年~600年に作られたとされており、当時この地で権力を持っていた蘇我馬子が埋葬されていた可能性が高いとのこと。飛鳥を訪れたなら、足を運んでおきたい日本を代表する古墳の一つです。

名称 石舞台古墳
住所 奈良県高市郡明日香村島庄133
営業時間 8:30~17:00(受付16:45まで)
サイト https://asukadeasobo.jp/kankou/ishibutai

2. 岡寺

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「岡寺」は、日本最初の厄除け霊場であり、西国三十三ヶ所観音霊場の第七番札所。本尊にある如意輪観音坐像は、重要文化財で国内最大の塑像です。また、境内には龍を封じ込めているという龍蓋池があり、なんともいえない雰囲気が漂っています。

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四季折々の花を見ることもできる岡寺。春には約3,000株もの石楠花(しゃくなげ)が境内に咲き誇り、ゴールデンウィーク期間中は仁王門を入ってすぐの池や手水舎などに天竺牡丹(ダリア)を浮かべるイベントを実施。ここでしか見られない景色で、子供から大人まで楽しむことができます。

名称 岡寺
住所 奈良県高市郡明日香村岡806
営業時間 8:00~17:00
(12月~2月8:00~16:30)
サイト http://www.okadera3307.com/

3. 飛鳥寺

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日本最古の本格的仏教寺院である「飛鳥寺」。蘇我馬子の初願により、596年に完成しました。本尊にある「飛鳥大仏」の通称で親しまれている「銅造釈迦如来坐像」は、重要文化財であり日本最古の仏像です。

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飛鳥寺の西側には蘇我入鹿の首塚と呼ばれる「五輪塔」が残っており、境内には山部赤人の歌碑もあります。展示されているものは自由に写真を撮ることが可能。旅行での思い出を写真に残したい方へもおすすめのスポットです。

名称 飛鳥寺
住所 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
営業時間 9:00~17:30
(10月~3月は17:00まで)
(受付は15分前まで)
サイト http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/01shaji/02tera/03east_area/asukadera/

4. 万葉文化館

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「万葉文化館」は、日本最古の歌集である万葉集を中心とした、古代文化に関する総合文化拠点です。1階にある日本画展示室には、万葉集の歌をモチーフに描かれた万葉日本画が展示されており、地下1階には人形や映像、アニメーションを使って万葉集の歌の世界が描かれています。

万葉集の中で、最も多くの歌が詠まれた奈良県。その奈良・飛鳥の地の景色も万葉文化館で楽しめます。1階の展望ロビーからは飛鳥ののどかな風景を見ることができ、建物の外には万葉庭園と呼ばれる万葉の草木を植栽した庭園や遺跡復原、炉跡群復原展示などがあります。

名称 万葉文化館
住所 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
営業時間 10:00~17:30
(入館は17:00まで)

サイト http://www.manyo.jp/

5. 高松塚古墳

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国宝である彩色壁画が発見された、「高松塚古墳」。この中でも色鮮やかな西壁の女子群像は、歴史の教科書などにも掲載されているものになるため、目にしたことがある人が多いかと思われます。下段は直径23m、上段は直径18m、高さは5mほどの小さな二段式の円墳です。

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高松塚古墳から発掘された本物の壁画や古墳内部を実際に見ることはできませんが、隣接している「高松塚壁画館」に壁画の模写や古墳の模型が展示されています。歴史好きな人にはたまらない、おすすめのスポットです。

名称 高松塚古墳
住所 奈良県高市郡明日香村大字平田439
営業時間 高松塚壁画館
9:30~17:00(入館は16:30まで)

【休館日】
12月29日~1月3日

サイト https://www.asuka-park.go.jp/area/takamatsuzuka/tumulus/

6. 甘樫丘展望台

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日本書紀での記述も見られた場所、甘樫丘。標高148mの緩やかな丘で、飛鳥の中心に位置しています。その頂上にある「甘樫丘展望台」からは飛鳥古京や藤原京跡の街並みや田園風景、そして大和三山、生駒山、二上山などといった大和の雄大な景色を見ることができます。

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西暦700年代のこの地の有力者であった蘇我蝦夷・蘇我入鹿親子が、かつて居宅を構えていたとも言われる地。現在は桜やスモモなど、万葉集に登場する様々な植物が遊歩道に植えられており、散策にもおすすめの場所です。

名称 甘樫丘展望台
住所 奈良県高市郡明日香村大字豊浦
サイト https://www.asuka-park.go.jp/area/amakashinooka/midokoro/#midokoro01

7. キトラ古墳壁画体験館 四神の館

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1983年に壁画が発見されたキトラ古墳。そのすぐ隣にあるのが「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」です。高精細映像を用いた説明や、原寸大の石室模型の展示などがあり、無料でキトラ古墳や古代飛鳥について学ぶことができます。

期間限定・事前登録受付制とはなりますが、キトラ古墳壁画体験館 四神の館では、実際に発掘されたキトラ古墳壁画を見ることもできます。また、勾玉づくりなど飛鳥の歴史や自然を体験できるプログラムも実施されているので、子供との旅行にもおすすめです。

名称 キトラ古墳壁画体験館 四神の館
住所 奈良県高市郡明日香村大字阿部山67
営業時間 9:30~17:00
(12月~2月は9:30~16:30)
サイト https://www.asuka-park.go.jp/area/kitora/midokoro/#midokoro01

8. 橘寺

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厩戸皇子(聖徳太子)の生誕の地であり、聖徳太子建立七ヶ寺の一つでもある「橘寺」。創建年代は不明ですが、680年に初めて文献に登場し、800年代には66もの堂宇が立ち並んでいましたが、何度も焼失しており、現在の伽藍は江戸時代以降のものです。

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橘寺の本堂にある御本尊は、国重要文化財で厩戸皇子(聖徳太子)が35歳の時に勝鬘経を講讃された姿とされる「聖徳太子座像」です。また、善と悪2つの顔が刻まれた石造物「二面石」や国重要文化財である「如意輪観音像」なども、ぜひ見ておきたいものです。

名称 橘寺
住所 奈良県高市郡明日香村橘532番地
営業時間 9:00~17:00
(受付16:30まで)
サイト https://tachibanadera-asuka.jimdo.com/

9. 稲渕の棚田

2013年、国の重要文化的景観に指定された奥飛鳥にある「稲渕の棚田」。また、農林水産省が選定する「日本の棚田百選」でもあります。田畑が300枚ほど広がっており、ここ飛鳥ならではの自然な景色を見ることができます。

稲渕の棚田では、四季折々のこの地でしか見ることのできない自然の景色を見ることができます。特に秋は彼岸花が咲き誇るため、なんとも言えない風情溢れる景色が広がり、カメラマンにも人気の名所の一つです。

名称 稲渕の棚田
住所 奈良県高市郡明日香村稲渕
サイト http://www.pref.nara.jp/42455.htm

10. 亀石

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亀のような形の巨大な石造物「亀石」。飛鳥を代表する謎の石造物の一つであり、花崗岩の下端部に亀のような動物が彫られています。長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mの大きさで、可愛らしい表情が人気を集めている名所です。

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一見穴場スポットのようにも感じますが、実は飛鳥を代表する巨大石造物の一つ。そして、以前は東向き、現在は南西を向いています。しかし、西の方を向いた時、「大和国一帯が泥の海と化す」という言い伝えが残されています。

名称 亀石
住所 高市郡明日香村川原
サイト https://asukamura.com/?page_id=351

飛鳥駅周辺でおすすめのスポット5選

1. 飛鳥びとの館

飛鳥駅すぐのところ、道の駅飛鳥内にある「飛鳥びとの館」。現地で飛鳥周辺の観光情報を手に入れるのにおすすめのスポットです。明日香村の特産品を使ったお土産や、書籍も取り扱いや、手荷物預かりのサービスなどもあります。

飛鳥びとの館では、飛鳥王国パスポート(100円・税込)が購入可能。このパスポートには飛鳥のモデルコースや観光ポイントの他に、明日香村内にある9箇所の施設の割引券が付いてきます。2~3施設の利用で100円以上の割引があるので、旅の始めに手に入れてから名所めぐりをするのがおすすめです。

名称 飛鳥びとの館
住所 奈良県高市郡明日香村越6-3
営業時間 8:30~18:00
サイト https://michinoeki.asukamura.net/asukabitonoyakata.html

2. あすか夢販売所

木造瓦屋根の建物、「あすか夢販売所」。「安い!新鮮!安心!」の三拍子がそろった直売所と言われています。明日香村の新鮮で珍しい野菜をはじめ、様々な加工品があり、ここでしか購入できない品もたくさんあります。

明日香村の名産の一つが、あすかルビー。そのあすかルビーを使ったソフトクリームがあすか夢販売所の人気商品です。ソフトクリームの他にもジャムなど様々な加工品があるため、お土産探しにもおすすめの直売所です。

名称 あすか夢販売所
住所 奈良県高市郡明日香村御園2-1
営業時間 9:00~17:00
サイト http://askyume.com/

3. 岩屋山古墳

近鉄飛鳥駅のすぐそばにある「岩屋山古墳」。飛鳥駅からわずか200mほどのところにあります。こちらの古墳は石室が開口しているため、中へ入って見学することが可能。気軽に立ち寄ることができ、自由に中へ入ることのできる貴重な古墳です。

岩屋山古墳は、巨大な花崗岩を使用して作られているのが、見どころの一つ。また、石室内部には精巧な切石加工が施されています。周囲は住宅に囲まれており、飛鳥の地ならではの歴史と現代とが入り混じった景色も見ることができるスポットです。

名称 岩屋山古墳
住所 奈良県高市郡明日香村越

4. コッコロカフェ

駅近くで人気を集めている飲食店、コッコロカフェ。飛鳥産の野菜をふんだんに使ったメニューがたくさんあり、モーニングからカフェまで様々な用途で利用できます。天井が高く、落ち着く雰囲気の店内です。

こちらは開業当時から評判が高い バナナケーキ。20年間変わらない味で、たくさんの人から愛されています。米粉の焼きドーナツをはじめ、テイクアウトできるものもあります。駐車場も10台あるので、車での利用もできることはありがたいですね。

名称 コッコロカフェ
住所 奈良県高市郡明日香村御園137-1
営業時間 8:30~17:29(17:00 L.O. )
モーニング:8:30~10:29
ランチ:11:00~14:59
水曜日定休
サイト https://cafeanjou4.wixsite.com/coccolo?fbclid=IwAR0ivy9IQNu__N6a9Fa5ctLY42Xm8pTWA5T4-t0GHisGBvXO8jKM3X9_lxI

5. 吉備姫王墓

飛鳥駅から5分ほどで辿り着くことのできる「吉備姫王墓」。吉備姫王とは欽明天皇の孫であり、孝徳天皇の母、天智天皇と天武天皇の祖母に当たる方となります。欽明天皇陵もすぐ近くにあるので、併せて訪れるのもおすすめです。

吉備姫王墓」は、猿石でも有名。このお墓の西側、垣の中にあります。花崗岩で作られた石像が四体あり、これらの像の顔が猿に似ているということから猿石と名付けられましたが、製作年代や使用用途などについては不明。歴史ロマン感じる石像です。

名称 吉備姫王墓
住所

奈良県高市郡明日香村平田

サイト http://www.asukabito.or.jp/spotDetail7.html

飛鳥でおすすめの穴場スポット5選

1. 明日香の夢市

石舞台古墳の西隣に位置する「明日香の夢市」。明日香村の新鮮な農産物やこだわりの加工品、手作り品などがたくさんそろっています。稲の原種である栄養豊富な食材として注目を集める古代米の取り扱いもあり、飛鳥ならではのお土産探しにもおすすめのスポットです。

明日香の夢市2階には、農村レストラン「夢市茶屋」があります。明日香村産の新鮮な野菜や古代米を使ったメニューがあり、飛鳥ならではのご当地グルメを楽しむことができます。店内は木で作られており、ホッと一息できるお店です。

名称 明日香の夢市
住所 奈良県高市郡明日香村島庄154-3
営業時間 10:00~16:00
(土・日・祝日は17:00まで)
サイト https://asukadeasobo.jp/shop/yumeichi#nouson

2. 犬養万葉記念館

万葉集研究の第一人者とされている犬養孝氏。その犬養氏を顕彰し、万葉の世界を楽しめるようにと作られたのが「犬養万葉記念館」です。無料で見学できるため、一人旅でも子供と一緒でも気軽に立ち寄ることのできるスポットです。

犬養万葉記念館内には、「つばいちカフェ」といった飲食施設も併設されています。明日香村の棚田米を使用した軽食など、オリジナルのご当地メニューばかり。開放的なテラスもあるので、自然を感じながらゆったりと一休みすることができます。

名称 犬養万葉記念館
住所 奈良県高市郡明日香村岡1150
営業時間 10:00~17:00
(入館は16:30まで)
【休館日】
毎週水曜日
サイト https://inukai.nara.jp/

3. 飛鳥坐神社

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子宝や安産、そして縁結びに御利益があると言われている「飛鳥坐神社」。829年に現在の地に鎮座し、このあたりで最も古い神社だとされています。御祭神は八重事代主神、大物主神、飛鳥神奈備三日女神、高皇産霊神の4神です。

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由緒ある飛鳥坐神社では、毎年2月の第1日曜日に「おんだ祭」という奇祭が行われます。天狗とお多福が濃厚なラブシーンを演じ、五穀豊穣・子孫繁栄を願うもの。また、神社境内には男根や女陰をかたどった陰陽石が点在しており、お祭りの時期以外にもその雰囲気を味わうことができます。

名称 飛鳥坐神社
住所 奈良県高市郡明日香村飛鳥708
サイト https://asukamura.com/page_id=317

4. 奈良文化財研究所 飛鳥資料館

飛鳥の歴史と文化について学ぶことのできる「奈良文化財研究所 飛鳥資料館」。1975年に開設された歴史ある資料館です。明日香村の遺跡のレプリカをはじめ、村内の古墳についても詳しい情報を得ることができます。

奈良文化財研究所 飛鳥資料館には、遺跡からの出土品や精巧な模型復元などがたくさんあります。講演会やイベント、図書コーナーには子供向けの本も準備されているので、子供との旅行にもおすすめ。様々な石造物が置かれている庭園は無料で見ることができるので、散策にもぴったりです。

名称 奈良文化財研究所 飛鳥資料館
住所 奈良県高市郡明日香村奥山601
営業時間 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
【休館日】
毎週月曜日(祝日と重なった場合は翌平日)、
年末年始(12月26日〜1月3日)
サイト https://www.nabunken.go.jp/asuka/

5. cafe ことだま

「cafe ことだま」は、築200年近い元酒屋を改装した、飛鳥で人気の古民家カフェです。新鮮な明日香村産の農産物をはじめ、お米や豆腐、醤油も明日香村で作られたものといったこだわりぶり。明日香の味を堪能できるお店の1つです。

明日香村は果樹栽培も盛ん。その果物を使った最新のデザートもcafe ことだまでは人気を集めています。店舗裏には駐車場があるので、車での利用にもおすすめ。デートにも女子旅にもぴったりな、ゆっくりとくつろげるカフェです。

名称 cafe ことだま
住所 奈良県高市郡明日香村岡1223
営業時間 10:00~17:00
(土日祝は18:00まで)
【定休日】
毎週火曜日・第三水曜日
サイト https://www.cafe-kotodama.com/

飛鳥ならではの古代ロマン感じる体験を

歴史好きな人にはたまらない、そしてあまり歴史に興味のない人でも、きっと日本の古代にタイムスリップした気分になれる場所、飛鳥。現地に足を運んだ人にしか分からない、独特の歴史ロマンを感じることができます。また、明日香村では古代米や様々な農産物の栽培が盛んなので、ご当地グルメもたくさん。いろんな体験ができる飛鳥、おすすめの観光スポットの一つです。

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