最終更新日時 2019/09/13

こんにちは、SPIRAライターの桜井です。
京都旅行では寺社仏閣が王道の観光スポットとなっていますが、美しい庭園も譲れません。国の名勝庭園にも指定されている庭園、期間限定でしか拝観できない庭園など、有名どころから穴場までを6つご紹介します。

無鄰菴 / 岡崎

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七代目 小川治兵衛が作庭した山縣有朋の別邸でもある「無鄰菴(むりんあん)」。京都市動物園からすぐ、仁王門通りから1本路地に入ったところに佇みます。東山を借景とした穏やかな時間が流れています。国の名勝庭園にも指定されている無鄰菴は池泉廻遊式庭園で、琵琶湖疎水を使った三段滝や池などがあります。名園ながら観光客はあまり多くないため、散策するだけでなく縁側に腰を掛けて「何もしない」時間を楽しむこともできます。


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母屋では9:00〜16:30に母屋カフェを開いていて、お抹茶や無鄰菴セットというどらやきとほうじ茶といったカフェメニューもいただくことができます。南禅寺界隈別荘群で唯一通年で拝観ができ、四季それぞれで違った顔を見られるので、何度でも行きたくなる庭園です。

住所 京都市左京区南禅寺草川町31番地
拝観時間 9:00〜18:00(時期によって異なります)
サイト https://murin-an.jp/

総本山智積院 / 東山

「利休好みの庭」と伝えられる智積院の名勝庭園は、京都駅からバスで10分とアクセスの良い東山エリアにあります。この庭園にはツツジと紅葉がきれいに植えられているので、春も秋も観光客で賑わっています。こちらも無鄰菴と同じく池泉廻遊式庭園ですが、縁側ではなく大書院の真ん中あたりから池の向こうの築山までを俯瞰して眺めるのがおすすめです。

また庭園だけではなく、講堂の廊下もとても趣があります。丁寧に磨かれているので気持ちが良いですし、風通しも良くスッキリとした気持ちで歩くことができます。本堂や宝物収蔵庫など、見どころがたくさんあるので気づいたら時間が経ってしまう素敵な寺院です。

住所 京都市東山区東大路通り七条下る 東瓦町964番地
拝観時間 9:00〜16:00
サイト http://www.chisan.or.jp/

高台寺 圓徳院 / 東山

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豊臣秀吉の妻・北政所ねね終焉の地である高台寺塔頭 圓徳院。高台寺から圓徳院までの道は、それにちなみ“ねねの道”と呼ばれています。圓徳院では写経や写仏を予約不要で体験できます。

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圓徳院の見どころは、名勝庭園に指定されている北庭です。桃山時代のときの姿をほとんど留めていて、枯山水の池泉回遊式庭園というユニークな造りになっています。枯山水の他にも、雄々しい大きな石がたくさん配置されていたり美しい苔が一面にあったりと、豪華絢爛だった文化が庭園にも表れています。

住所 京都市東山区下河原町530
拝観時間 10:00〜17:30(最終受付 17:00)
サイト http://www.kodaiji.com/entoku-in/idx.shtml

建仁寺塔頭 両足院 / 祇園

通常は一般公開を行っていなく、期間限定で庭園の拝観ができるのが建仁寺塔頭の「両足院」です。写真は夏の時期で、半夏生が美しく咲く5月下旬から七夕頃までが一般公開時期となっています。半夏生の由来や両足院の歴史をガイドさんから聞くことができるので、目でも耳でも楽しめる拝観になること間違いなし。半夏生がきれいに開花する期間はとても短いので、ぜひ予定を合わせて行ってみてください。

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庭園の儚い美しさに惚れ惚れするのは然ることながら、注目したいのは大書院で使われている戸のガラス。1枚1枚異なった歪みを持つ「大正ガラス」と呼ばれるもので、歪みにより見る角度によってガラス越しの景色が少し違って見えるんです。今ではこのガラスを作れる技術を持つ人は少なく、大切に手入れされているそうです。

住所 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
一般公開時期 初夏・冬
※それぞれ年によって異なります
拝観時間 10:00~16:00
サイト https://ryosokuin.com/

大徳寺塔頭 瑞峯院 / 紫野

国の重要文化財にも指定されている、大徳寺塔頭の「瑞峯院(ずいほういん)」。瑞峯院はキリシタン大名の大友宗麟が建立していて、見どころは独座庭と呼ばれる枯山水庭園です。蓬莱山に見立てた石に、荒々しく打ち寄せる波を表現しています。京都は有名な枯山水庭園も多いですが、独坐庭ほど立体感のある白砂の表現をしているところは稀ですし、実際に眺めると海を想像できてしまうほどです。

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こちらは、独坐庭とは対象的に「静」を描いた閑眠庭です。写真だと少し分かりづらいですが、縦に4つ・横に3つ合計7つの石が並んでいて、大きな十字架を表しているそうです。キリシタン大名だったからこそのアイデアともいえます。同じ枯山水庭園でも、描くテーマによりここまで表現が異なってくるのはとてもおもしろいですよね。

住所 京都市北区紫野大徳寺町81
拝観時間 9:00〜17:00

修学院離宮 / 左京区

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最後にご紹介するのは、宮内庁管理の修学院離宮。インターネットやはがき、窓口での事前申込が必要です。(若干名分の当日申込枠がありますが、事前申込がおすすめです。)修学院離宮は上中下と3つの離宮に別れていて、借景を取り入れた庭園となっています。隣雲亭から眺める下離宮の景色は、ひとつの庭園とは思えないほど壮大で美しいです。

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のどかな棚田風景ですが、なんとこちらも修学院離宮内での景色です。京都ではなかなか見られないのどかな田園風景に、どこか懐かしい気持ちにもなれます。自然を最大限に活かしている贅沢な庭園は、一度はその目で見る価値がありますよ。

住所 京都市左京区修学院薮添
拝観時間 9:00,10:00,11:00,13:30,15:00
※事前申込制
サイト https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/shugakuin.html

庭園を巡って、優美な時間を。

今回ご紹介した6つは、京都好きなわたしが特におすすめしたい庭園です。ひとえに庭園と言っても、場所はもちろん季節や時間によりさまざまな表情を見せてくれます。ぜひ京都の名園を巡って、心が洗われるような優美な時間を過ごしてみてください。

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