最終更新日時 2019/02/22

創業から200年もの間人々に愛されてきた、“登録有形文化財に泊まれる宿”である湯田中温泉 よろづや。桃山風呂や松籟荘など多くの歴史的な建築を堪能することができ、信州の食材をふんだんに使用したお料理もお召し上がりいただけます。今回は、歴史を楽しめるよろづやでのおすすめの過ごし方をご紹介します。

一歩足を踏み入れると、情緒あふれる空間が広がる

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

湯田中駅から徒歩約7分、見えてくるのは荘厳な佇まいが印象的な旅館。それこそが湯田中温泉 よろづやの本館です。緑ののれんには館主である小野家の家紋が記され、よろづやの創業者である「萬屋傳蔵」の名も刻まれています。よろづやのある湯田中は湯治場として殿様たちに愛されていたようで、小林一茶も湯田中をこよなく愛していたことが、著書の「田中河原の記」からも伺えます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

ウェルカムドリンクの抹茶は、2階のロビーラウンジでいただくことができます。そこには徳川秀吉が狩野永徳に書かせた唐獅子図屏風を、毛利家が天皇家に献上する際に狩野派の別の人物に模写させたものが飾られています。そのほかにも真田家の陣鐘や、旧暦から新暦に代わり時間制になった際に輸入された100年以上前の大時計など、歴史的に貴重なものを数多く展示しています。歴史が好きな方は、施設内を探検するだけで心踊る時間を過ごせます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

ロビーラウンジ「もえぎ」では、長野県諏訪市の名産品であるオルゴールの音色を聴きながら、カフェタイムとバータイムをお楽しみください。懐かしい雰囲気が漂うこの場所では、木の温もりを感じることができます。ここでいただくコーヒーの味は格別ですね。

【松籟荘】登録有形文化財で楽しむ、ワンランク上の滞在

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

松籟荘は木造数寄屋造で、昭和14年に地元の宮大工によって造られました。建築に使用した杉や松は、現在では手に入れることが困難な越後の銘木です。伝統の調度品に彩られた由緒のあるお部屋は、まるでタイムスリップしたかのような感覚を与えてくれることでしょう。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

松籟荘3階にある「菊の間」は、平成26年7月にリニューアルオープンしました。源泉掛け流しの半露天風呂付きのお部屋で、檜の浴槽での湯浴みは五感を喜ばせてくれることでしょう。数寄屋造りの松籟荘を代表するお部屋で、高い天井や緑を愛でる縁側、囲炉裏の間など、贅沢なつくりを堪能することができます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

同じ露天風呂付きのお部屋でも、和洋室タイプでベットルームを完備している「しゃくなげ」。松籟荘の1階の信楽焼浴槽があるお部屋です。こちらのお部屋も源泉かけ流しの湯に入ることができます。松籟荘だけでも9タイプの趣が異なるお部屋があるので、なんども訪れて異なる滞在をお楽しみいただけます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

松籟荘に宿泊すると、「特別懐石料理 萬」をお召し上がりいただけます。松籟荘専用の厨房で手作りしており、北信濃の山川の幸を厳選された器に盛り付けています。味はもちろんのこと見た目も美しく、食材の良さを存分に引き出します。夕食はお部屋食なので、誰にも邪魔されずに大切な方との時間を満喫していただけます。

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【本館】アートランプや松本民芸家具を楽しむ、機能的な空間

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

本館はロビーラウンジに展示されている歴史的に価値のある品をはじめ、アートランプや松本民芸家具、調度品、そして季節の野花など目で見て楽しむことができる空間が広がっています。松籟荘にはないエレベーターがついているなど現代的・機能的な造りになっているので、お子様やご年配の方でも安心してお泊まりいただけます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

本館の中で一番広い、10畳+7畳の和室。内風呂にはなりますが、お部屋にいながら源泉かけ流しの温泉に入ることができます。広々としたお部屋が2つあるので、グループで泊まる場合でも襖で仕切ることもできます。ご家族で、友人同士で、お2人でと様々な用途で使用いただけます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

お料理は松籟荘とは異なります。「彩」はりんごで育った信州牛をはじめ、川魚や信州手打ちそば、お刺身など、旬の食材をふんだんに使用したお料理です。1品1品丹精込めて作られているので、―口―口じっくりと味わう時間は贅沢なひとときとなるでしょう。

登録有形文化財の桃山風呂に入ろう

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

3つの自家源泉からなる6つのお風呂がある中でも、やはり登録有形文化財の「桃山風呂」は1度は入浴してみたいお風呂です。まず脱衣所の上を見上げると数多く貼られているお札から、歴史あるお寺にいるかのような感覚に陥ります。浴場に入ると光にあたり青く輝いているお湯と、純木造伽藍建築の雄大さ、そして窓の外に見える木々の緑が、目に飛び込んできます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

時間とともに刻一刻と移り変わっていく様子を堪能でき、特に庭園露天風呂ではライトアップに照らされた建物を眺めながら湯浴みを楽しむことができます。おすすめは女性の場合はチェックイン後の明るいうちに1度、夕食を食べた後の男性とお風呂が入れ替わる前に1度。男性は入れ替え後に1度、朝に1度入ると、明暗どちらの良さも満喫いただけます。

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

東雲風呂は桃山風呂と入れ替えで男女のお風呂となる浴場ですが、露天風呂はもちろんのこと、蒸し風呂や檜桶ジャグジーバスも備わっています。桃山風呂も東雲風呂もどちらも入り、源泉かけ流しの湯に旅の疲れを癒してもらえるでしょう。

登録有形文化財に泊まろう

出典:Relux|湯田中温泉 よろづや

登録有形文化財に登録された宿に宿泊できることは、なかなかありません。桃山風呂をはじめ、信州の食材を使用したお料理、建築美を堪能できる松籟荘、快適にお過ごしいただける本館、200年の間受け継がれたおもてなしの心を堪能する。そんな贅沢なひとときを過ごしに、湯田中温泉 よろづやに行ってみてはいかがでしょうか。

湯田中温泉 よろづや

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