最終更新日時 2019/06/10

夏には避暑地として、秋には紅葉、冬にはスキーの名所として多くの観光客が訪れる志賀高原。そんな志賀高原周辺には、ジブリ作品のモデルと噂されるあの旅館や、歴史を感じる資料館、おしゃれなカフェも満載!今回は、定番から穴場スポットまで10選をご紹介します。

志賀でおすすめの定番スポット5選

1. 金具屋

ジブリの名作「千と千尋の神隠し」のモデルと噂される「金具屋」。この旅館の創業は、約260年前の1758年。かつては鍛冶屋で、渋温泉で商売をしていましたが、土砂崩れにより被災しました。しかし、復興中に敷地から温泉が湧き出したため、温泉宿を始めたとされています。観光客の人気撮影スポットは、1936年に建てられた「斉月楼」で、ふすまの建具や欄間など、宮大工の素晴らしい技巧は必見です。

2003年には斉月楼と大広間が登録有形文化財となり、多くの観光客が訪れる渋温泉の名所となりました。毎日17時からは、この2つの建物の話が聞ける「金具屋文化財巡り」を、宿泊客限定で行っています。歴史を感じる階段、ステンドグラスが美しいお風呂など、見どころも満載。ついつい客室から出て、館内の散策をしたくなる、そんな伝統ある旅館です。

名称 歴史の宿 金具屋
住所 長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
営業時間 チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
サイト http://www.kanaguya.com/index.html

2. 地獄谷野猿公苑

志賀高原を源とする横湯川の渓谷に位置する「地獄谷野猿公苑」。標高は850m、一年の3分の1が雪に覆われ、急な崖や温泉の湯気がモクモクと立ち込める様子はまるで地獄のよう。そこから「地獄谷」と呼ばれるようになりましたが、自然に囲まれたこの環境は、野生の猿達にとっては楽園。1964年の開苑以来、野生のニホンザルの様子を間近で眺めることができると人気のスポットです。

温泉で目をつむる猿、温泉に入るのを嫌がる猿など、観察していると新しい発見があるかも。そして、地獄谷野猿公苑で驚くのが外国人観光客の多さ。外国人に人気の日本の観光スポットランキングでは、常に上位にランクインし、「スノーモンキー」の愛称で親しまれています。公苑内では、餌やりや猿に触ることは禁止です。このほかにもルールがあるため、しっかり確認して、かわいらしい猿達を眺めましょう。

名称 地獄谷野猿公苑
住所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
営業時間 4月~10月ごろ:8:30~17:00
11月~3月ごろ:9:00~16:00
サイト http://jigokudani-yaenkoen.co.jp/

3. 志賀高原ロマン美術館

1998年に長野で行われた「長野冬季オリンピック・パラリンピック」の開催を記念に、1997年の秋に開館した「志賀高原ロマン美術館」。「自然との共生」をテーマとした建物は、美術館棟とレストラン棟に分かれており、建築は日本を代表する建築家・黒川紀章氏によるものです。館内には、江戸時代から近代までのガラス作品、郷土出身の画家の作品が飾られ、幻想的な空間が広がっています。

併設されたレストラン「クリスタルテラス」では、パスタやドリアなどランチにぴったりのメニューも豊富。作品を見る前はもちろん、見た後は余韻に浸りながらティータイムを過ごすのもおすすめです。また、先ほどご紹介した地獄谷野猿公苑からも車で10分ほどとアクセス抜群。公苑で姿を現す野生の猿達の写真展も、これまでに7回開催されています。併せて立ち寄ってみてはいかがでしょう。

名称 志賀高原ロマン美術館
住所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1465
営業時間 9:00~17:00
サイト http://www.s-roman.sakura.ne.jp/index.htm

4. 熊の湯スキー場

18のスキー場がある「志賀高原スキー場」。この地域は、大正時代にはすでにスキークラブができたり、スキー大会が開催されたりと、スキーが盛んだったことが記録に残っています。昭和に入り長野電鉄の湯田中駅が開業、一帯の開発が進みました。そこで、かつて存在した上林遊園地付近のスロープをスキー場として整備したことが、志賀高原スキー場のはじまりとされています。

数多くある志賀高原スキー場の中でも、ゲレンデの斜面が北を向いており、いつでもさらさらのパウダースノーが広がるのは、「熊の湯スキー場」の魅力の一つ。最高標高は1,960m、初心者から上級者まで楽しめるコースがあり、自分のレベルに合わせて滑ることができます。体が冷えたら立ち寄りたいのが、翡翠色の温泉が人気の「熊の湯ホテル」。リフト券付きのプランも用意されているので、スキーヤーの方は要チェックです。

名称 熊の湯スキー場
住所 長野県下高井郡山ノ内平穏7148
営業時間 スキーシーズン:11月下旬~5月上旬
サイト http://www.kumanoyu.co.jp/lift/

5. 大沼池

志賀高原の山奥、志賀山の山麓にある「大沼池」は、なんといってもエメラルドグリーンに輝く姿が特徴的。池のほとりに近づくと、湖水の透明度の高さが分かります。大沼池は志賀山の溶岩流によってできたせきとめ湖。季節や天気、角度によって異なって見え、何度行っても全く同じ姿はなく、その時だけの一期一会の出会いが楽しめます。

湖水は強い酸性で、魚は住んでいません。しかし、昔から受け継がれる「黒姫伝説」によれば、大沼池には大蛇が住んでいるのだそう。志賀高原には渋池や四十八池など、多くの湖沼がありますが、大沼池はその中でも一番の大きさ。湖沼や湿原を巡るトレッキングコースでは、珍しい高山植物や湿地植物など、自然に囲まれた志賀高原を満喫できます。自然の神秘を感じるその光景は、心癒されること間違いなし。

名称 大沼池
住所 長野県下高井郡山ノ内町平穏
営業時間 なし

志賀でおすすめの穴場スポット5選

1. 酒美術館 ギャラリー玉村本店

志賀高原の豊かな自然に恵まれたこの土地で、1805年に創業した玉村本店。かつては旧草津街道沿いの湯治場であった渋温泉、上林温泉の利用客にも愛された、歴史ある酒造店です。清酒はもちろん、ビールにも力を入れているこのお店。昭和の中頃まで志賀高原は日本一のホップの生産地でした。2005年に畑づくりから始め、「この地だからこそできる味」「自分たちが飲みたいビール」を求め続けています。

酒蔵を改築した「酒美術館 ギャラリー玉村本店」では、ビール2種類が有料で、清酒はなんと無料でテイスティング可能。気に入った味が見つかれば、その場で購入することもできます。ポップなグラスも販売しているので、お土産選びにもおすすめです。また、一の瀬ダイヤモンドスキー場そばの「ホテルシャレー志賀」では、冬季限定でビアパブもオープン。こちらはスキーヤー必見です。

名称 玉村本店
住所 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1163
営業時間 9:00~18:00
サイト http://tamamura-honten.co.jp/

2. 民俗資料館 豪雪の館

地獄谷野猿公苑から車で10分ほど、上林温泉に位置する「民俗資料館 豪雪の館」は、1987年に開館しました。新潟県に現存した豪農の家を移築しており、建てられたのは1850年頃とされています。新潟県と言えば、国内有数の豪雪地帯。長い年月豪雪に耐え抜いた風格ある建物は、内部の見学が可能です。子供は新鮮な気持ちで、お年寄りは懐かしみながら見学できます。

木造2階建てのこの建物。特徴的なのが、軒先の「せがい造り」です。せがい造りとは、深い軒先をつくるために、母屋の柱から腕木を突き出し、桁をのせ、天井を張ったもの。格式ある家の象徴ともされ、この家が豪農として栄えていたことを感じます。このほかにも、ケヤキの大黒柱、囲炉裏のある板の間など、ここに住んでいた住民に思いを馳せながら、建物の歴史を体感できるスポットです。

名称 民俗資料館 豪雪の館
住所 長野県下高井郡山ノ内町上林平穏1398-1
営業時間 9:00~16:30
サイト http://www.shinshu.co.jp/museum/gousetsu.html

3. 横手山・渋峠スキー場

「横手山・渋峠スキー場」の特徴は、座席式リフトのあるスキー場の中では、日本で最も標高が高いこと。その標高はなんと2,307m!そのため、南アルプスをはじめ、運が良ければ遠くに富士山が見えることも。また、山の麓の雪質が悪くなってもここなら新雪の上でスキーが楽しめると、スキーヤーには人気のスポットです。

スキー初心者の方でも大丈夫。横手山山頂の展望台には、日本初のクランペット専門店があり、多くの観光客にやすらぎのひと時を提供しています。クランペットとは、シンプルな7種類の材料だけを使った、イギリス発祥のパンのこと。トッピング次第ではおやつにも軽食にもなるので、様々な味を、美しい風景を眺めながら楽しんでみてはいかがでしょう。

名称 横手山・渋峠スキー場
住所 長野県下高井郡山ノ内町平穏7148-3
営業時間 スキーシーズン:11月下旬~5月下旬
サイト https://yokoteyama2307.com/

4. 塵表閣本店

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1901年に「小林館」として開業した「塵表閣本店」。開業以来、夏目漱石、与謝野晶子、川端康成など、数多くの文人墨客が宿泊した歴史ある宿です。館内の展示室には、与謝野晶子直筆の台帳など、ゆかりある偉人の資料を展示しています。伝統を受け継ぎながらも、過ごしやすい現代風の設備も整えた客室は、全部で6室。離れ風の客室には、ゆったりとした時間が流れます。

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館内の肌に触れる布製品は、厳選されたものを使用し、座布団カバーやこたつ掛けは女将自らが手作りしたもの。各部屋には季節を感じる小物が飾られ、随所におもてなしの心を感じます。型にはまらない創作料理も女将が考えたもの。りんごで育った信州牛など、志賀高原ならではの食材が使われています。自然と静けさに囲まれた宿で、日常を忘れ静かなひと時を過ごしてみませんか?

名称 塵表閣本店
住所 長野県下高井郡山ノ内町上林温泉
営業時間 チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
サイト http://www.jinpyo.jp/

5. 山の実

長野県は、朝と夜の寒暖差が激しいこと、平地が少ないということで、稲作には向かない土地があります。その代わりに、蕎麦などの穀物が栽培されてきました。現在では日本屈指の蕎麦どころとして知られる長野県。北志賀竜王高原にある竜王スキーパークのすぐそばに位置する「山の実」は、スキーシーズン以外の春から秋のみの営業をしている、穴場のお店です。

当日の朝挽きたてのそば粉と冷水のみを使った生粉打ち蕎麦は、お店の看板メニュー。まずは何もつけずに、次は塩を少しつけて、最後につゆで食べるのが店主おすすめの食べ方。口の中に蕎麦本来の香りが広がります。そば粉を使ったピザも人気で、サクサクの生地がたまりません。どちらも味わいたい方は、蕎麦とピザ、蕎麦がき山の実セットがおすすめです。

名称 山の実
住所 長野県下高井郡山ノ内町北志賀竜王高原
営業時間 11:30~14:30
サイト http://hdayi.com/yamanomi/index.html

スキーヤー以外も必見!見どころ満載の志賀高原

志賀高原でおすすめしたい定番から穴場スポット10選をご紹介しました。山奥に位置し、広大なスキー場はスキーヤーを長年魅了し続けています。スキー場以外にも、まるでおとぎ話の中に入り込んでしまったかのような街並み、歴史と伝統を受け継ぐ温泉街、現代アートの美術館、外国人観光客に大人気のスポットなど、趣味や国籍問わず心惹かれるスポットも。日常と少し離れて、日々の疲れを癒す時間を、志賀高原で過ごしてみませんか?

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