最終更新日時 2019/06/11

長野県北部に位置する野尻湖は、県内で諏訪湖につぐ大きさの美しい湖です。湖岸の入り組んだ形が芙蓉の花に似ていることから、「芙蓉湖」という別名で呼ばれています。夏はマリンスポーツ、冬にはワカサギ釣りが楽しめる野尻湖ですが、今回は観光で訪れたい野尻湖のスポットをご紹介します。

野尻湖でおすすめの定番スポット5選

1. 野尻湖遊覧船

画像素材|PIXTA

野尻湖を観光するなら「野尻湖遊覧船」がおすすめです。大型遊覧船が10:00から15:00まで1時間おきに出航しています。黒姫・妙高高原や雄大な山々を湖上から観光する約40分間のクルージングです。秋は紅葉、冬は雪景色など美しい四季折々の風景を船内の広々としたサロンから堪能できます。船内アナウンスを聞きながら、移り変わる景色を眺めていると、船は琵琶島へ到着します。

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琵琶島は小さな島で「弁天島」とも呼ばれています。船はこの島に15分程停泊。この間に島に鎮座するパワースポットして有名な「宇賀神社」を参拝できます。「宇賀神社」の朱色が美しい大きな鳥居が目を引くことでしょう。入口から本殿までは5分程。途中、砂利道や階段がありますので歩きやすい靴がおすすめです。神社での参拝後、船は元の桟橋へと戻ります。湖の遊覧だけでなく、島へ降りて参拝までできる遊覧船は観光客に人気です。野尻湖観光では外せない遊覧船をぜひ楽しんでください。

名称 野尻湖遊覧船
住所 長野県上水内郡信濃町野尻254
営業時間 10:00~15:00 ※当日の運行時間は乗船券販売所に確認してください。
サイト http://www.nojiriko.co.jp/

2. 野尻湖ナウマンゾウ化石博物館

野尻湖は日本を代表するナウマンゾウの産地であり、野尻湖底からナウマンゾウの歯の化石が多数発見されています。約4万年前、旧石器人がナウマンゾウをもとめて、野尻湖を狩り場として利用していたためです。「野尻湖ナウマンゾウ化石博物館」は、1962年から始まった野尻湖発掘調査で発掘された約7万9000点の出土品すべてを保管する博物館です。

展示コーナー入り口には、ナウマンゾウの実物大の復元像が鋭い牙を向けて入館者を出迎えています。ナウマンゾウの歯の化石以外にも、約4万年前に住んでいた野尻湖人がナウマンゾウ狩りの際に使用していた石器など、旧石器人類の生活の様子がわかる遺物を展示しています。また、植物、貝、昆虫の化石も見ることができるので、氷河時代のことを総合的に学べます。夏休みに子供連れで訪れてみてはいかがでしょうか。

名称 野尻湖ナウマンゾウ化石博物館
住所 長野県上水内郡信濃町野尻287-5
営業時間 9:00~17:00
休館日:年末年始、月の末日(ただし、月の末日が土曜、日曜、祝日の場合は次の平日)
※3、4、7、8月は無休
サイト http://nojiriko-museum.com/

3. 苗名滝

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長野県と新潟県の県境を流れる関川にかかる「苗名滝」は、「日本の滝百選」にも選ばれた有名な滝です。落差が55mあり、水しぶきを上げて落ちる様は迫力満点!滝から落ちる水音の轟音が周囲に響きわたり、地震のようであることから「地震滝」とも呼ばれています。周囲は夏でもひんやりと涼しく、避暑地としても最適なスポットです。

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春になると雪解けで水量が多くなり、より豪快な滝を楽しめます。滝と同様に、滝を囲む周囲の木々も素晴らしいです。落葉広葉樹林が多く、特に滝の周囲の景色が色づく秋は紅葉のスポットとしても有名です。季節ごとにはっきりと異なる美しい表情を見せてくれるのも「苗名滝」の魅力といえます。玄武岩で形成された岸壁の縦方向に走る模様も見事です。

名称 苗名滝
住所 新潟県妙高市杉野沢
サイト http://www.shinano-machi.com/spot/91

4. 黒姫高原 コスモス園・ダリア園

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黒姫山の裾野に広がる「黒姫高原のコスモス畑」には、コスモス園開業当時から毎年人の手で、苗が丁寧に植えられています。西日を黒姫山に遮られ日照時間が短いため、開花時期が早いことが特徴のひとつ。黒姫高原独自の風土の中で育ったコスモスは年々数も増え、現在は100万本にものぼります。麓から見渡す一面の美しいコスモスの風景は圧巻です!

夏には50種類2万輪のダリアが咲き誇ります。9月に入ると、100万本のコスモスが咲き始めるのでダリアと共に観賞できます。パノラマリフトに乗ると、一面に咲く花々を眼下に、信州の山々や野尻湖の眺望を楽しみながら空中散歩も楽しめますので、デートにもおすすめ。高原の爽やかな風と共に上空から美しい花々と素晴らしい景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

名称 黒姫高原 コスモス園・ダリア園
住所 長野県水内郡信濃町野尻黒姫高原.
営業時間 9:00〜17:00
2019年5月11日(土)~ 2019年7月7日(日)土日のみ
2019年7月13日(土)〜 2019年10月14日(祝)
2019年10月19日(土)~ 2019年10月27日(日)土日のみ
サイト

https://kurohime-kogen.co.jp/

5. 黒姫童話館&童話の森ギャラリー

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「黒姫童話館&童話の森ギャラリー」は、野尻湖の西4km程の場所、森と草原に囲まれたのどかな自然環境の中にあります。世界のさまざまな国の絵本や童話、信州に伝わる昔話などに触れられる、子供から大人まで楽しめる観光スポットです。世界的に有名な童話作家ミヒャエル・エンデや絵本「いないいないばあ」で知られている松谷みよ子の作品を中心に展示しています。

童話の森ギャラリーでは、地元にゆかりのある作家の作品を展示。イベントも開催されています。また、いわさきちひろが絵本の制作を行っていた「いわさきちひろ黒姫山荘」が童話館の南側へ移築され公開されていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。文学と芸術と自然が同時に楽しめるスポットとして、女子旅にもおすすめです。

名称 黒姫童話館&童話の森ギャラリー
住所 長野県上水内郡信濃町野尻3807−30
営業時間 4月5日 〜 11月30日の9:00~17:00
サイト http://douwakan.com/

野尻湖でおすすめの穴場スポット5選

1. 飯山城址

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「飯山城」は、上杉謙信が川中島の合戦の戦略拠点として築城した城です。階段式に配した郭で崩しにくい城のため、12年間の合戦を通して武田信玄は攻め落とせなかったと言われています。現在は、飯山小学校裏手に門や土塁、石垣などが復元された「飯山城址」で当時を偲ぶことができます。城跡見学では武将たちの想いが垣間見えてくるのも魅力といえるでしょう。

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飯山城址には、春になると400本ほどのソメイヨシノが満開となり、花見の名所となります。すぐ横を流れる千曲川、薄いピンクの桜と木々の新緑が美しい景色は信州の春らしさが感じられます。ぼんぼりも設置されており、夜桜を満喫できるのも魅力。同じ頃に、三の丸では黄色いスイセンの花も見ごろとなり、一面がスイセンの香りに包まれ、可憐な色で彩られます。

名称 飯山城址
住所 長野県飯山市大字飯山2749
サイト

http://www.iiyama-ouendan.net/sightseeing/2011/09/907.php

2. 一茶記念館

「一茶記念館」は、信濃町柏原に生まれた小林一茶の生涯と文学を紹介している記念館です。3歳で実母と死別、結婚後は妻子が次々と亡くなるという不幸な生い立ちのせいでしょうか、一茶の句には弱く貧しい人たちに同情した作品が多いことが特徴です。64歳で亡くなるまで、数多くの俳句を残してきましたが、特に句集「おらが春」は有名です。

記念館の建物は現代的な建築ですが、記念館横にある民俗資料の展示棟は江戸時代の民家を移築したもので、一茶が生きていた当時の暮らしを感じられます。また、一茶記念館から石段を上っていくと、句碑や一茶のお墓、国史跡である小林一茶旧宅などがありますので、散策しながら回ってみるとよいでしょう。信濃町ICから車で5分、黒姫駅下車徒歩5分程とアクセスも良いのでおすすめです。

名称 一茶記念館
住所 長野県上水内郡信濃町柏原2437-2
営業時間 9;00~17:00
3月20日~11月30日(通常営業)
休館日 5,6,9,10月末日(土・日に当たるの場合は翌月曜日)、年末年始
サイト

http://www.issakinenkan.com/

3. 道の駅「花の駅・千曲川」

「道の駅 花の駅・千曲川」は、千曲川の中間地点に位置しており、千曲川の向こう岸に色鮮やかな菜の花畑が見渡せます。景観条例により、周辺に目立つ看板表示がないので、景色抜群のロケーション。夏には美しい山並みと青空、秋には豊かな実りの田園風景、冬は壮大な雪景色など、四季折々の美しい自然に囲まれている癒しのスポットです。

農産物直売所では、地元で採れた色とりどりの朝採り野菜がたくさん並んでいます。旬の野菜や農産物が直売ならではの安い価格で買えるのが魅力です。お土産コーナーでは、飯山の特産品をはじめ、全国の道の駅から届く名産品、さらに花の駅ならではのお花やアロマの商品なども取り揃えています。併設されているカフェのテラスや中庭でゆったりとランチをするのもおすすめです。

名称 道の駅「花の駅・千曲川」
住所 長野県飯山市大字常盤7425
営業時間 観光情報・おみやげコーナー:9:00~18:00(冬期9:00~17:00)
農産物直売所:8:00~18:00(冬期8:00~17:00)
サイト

http://www.chikumagawa.net/

4. もろこし街道(野尻)

信濃町内のいたるところでは、7月下旬から旬のとうもころしが販売されますが、中でも国道18号線沿いにある「もろこし街道」には十数軒の直売所が立ち並んでおり、香ばしい香りに引き寄せられます。この直売所の焼きとうもろこしが絶品と評判です!サービスでお漬物とお茶も出てきます。遠方からのファンも多く、最盛期の8月になると行列ができるほどです。

信濃町は、実は甘くておいしいとうもろこしが収穫できることで有名です。山からの湧き出る清らかな水や高原ならではの気候により、濃厚な味わいのとうもろこしが育つのでしょう。トマト、ナス、ピーマンなどもおいしく、とうもろこしと一緒に買っていく人が多いようです。野尻湖観光では、信濃町のご当地グルメ焼きとうもろこしを味わってから、新鮮な野菜もぜひ買って帰りましょう。

名称 もろこし街道(野尻)
住所 長野県上水内郡信濃町野尻
営業時間 店舗によりますが、概ね7月下旬から8月下旬。8:00~18:00
サイト

http://www.nihon-kankou.or.jp/nagano/205834/detail/20583fc3560165318

5. 手打ちそば処 うえだ

「手打ちそば処 うえだ」は、黒姫山の麓にあるおそば屋さんです。おそばの美味しさだけでなく、バルコニーから見える絶景が評判のお店です。前方に野尻湖、斑尾高原など、後方には黒姫山、妙高山など360°の眺望を満喫できる穴場のスポットとして知られています。夏場から秋にかけての気候の良い時期には眺めの良いテラス席がおすすめです。

地元の霧下そばの地粉を使った二八そばは、太さ1mm程のこしのある細打ちそばです。そのまま食べると、そばの風味や甘みがあり、またコシもあり喉越しも抜群。そばつゆは、関西の薄口と関東の濃口を合わせたそうです。ご夫婦ふたりで、毎日、丹精込めて打っている霧下蕎麦を爽やかな風を感じながらぜひ味わってみてください。

名称 手打ちそば処 うえだ
住所 長野県上水内郡信濃町野尻上山桑3807-60
営業時間 11:00~15:00(売り切れ終了)定休日:水・木曜日
サイト http://www.shinano-machi.com/spot/1251

自然と文化、歴史が融合する野尻湖の旅を満喫しよう!

広大な黒姫・妙高高原の美しさ、野尻湖底のナウマンゾウの化石、小林一茶生誕の地でもある野尻湖周辺など、魅力あふれるスポットをご紹介してきました。野尻湖畔は大正時代より多くの外国人が避暑地として移り住んだ国際村もあり、実は国際交流が盛んな街でもあります。自然と文化、歴史が融合する魅力あふれる街といえるのではないでしょうか。夏の避暑にもおすすめの野尻湖に、ぜひ一度家族旅行または一人旅で訪れてみましょう。

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