最終更新日時2019/07/23

長野県の北部にある野沢は、日本人だけでなく外国人観光客にも広く知られている日本屈指の温泉地です。首都圏からも車でドライブを楽しみながら、気軽に訪れることのできる野沢には、温泉だけでなく、神社仏閣、大自然が創り出す美しい景色など、見どころが満載。そこで、定番から穴場まで、最新のおすすめ観光スポットをご紹介します。

野沢でおすすめの定番スポット5選

1. 麻釜(おがま)

野沢村の人たちの台所と呼ばれるのが「麻釜(おがま)」。湯温約90°の源泉が湧き出る麻釜には、早朝から野沢菜などの野菜や卵を茹でるために、地元の人が集まってきます。麻釜のお湯で調理すると、味が一段とおいしくなると評判。日本屈指の温泉地である野沢には源泉が多数ありますが、その中でもシンボルとなっているのが麻釜。生活と温泉が密着した麻釜独特の風景は、国の天然記念物に指定されています。

村の社交場としても利用されている麻釜。あまり聞きなれない名前の由来は、今ではあまり見られない生活の必需品だった麻を、この源泉のお湯で煮て柔らかくして、むいたところからといわれています。残念ながら、源泉の温度が高いため観光客が利用することはできませんが、柵の外からの見学は可能です。野沢へ訪れたら、立ち寄って欲しい観光名所の一つです。

名称 麻釜(おがま)
住所 長野県下高井郡野沢温泉村東郷8712-1
営業時間 村人以外立ち入り禁止。柵の外からの見学に限り2終日可能。

2. 湯沢神社

野沢温泉の鎮守様として、地元の人に古くから親しまれている「湯沢神社」。厳かな空気が流れる老杉が林立する中に、質素ながらも品のある本殿があります。境内には、松尾芭蕉の句碑や樹齢1,000年を超えるけやきの巨木があります。静かな中にも、目に見えないパワーを感じる野沢神社。湯めぐりの途中に訪れて、清らかな空気に包まれてみてはいかがでしょう。きっと、温泉同様に身も心も癒されます。また、湯沢神社では、スキーとスノーボードの安全祈願のお守りがあるので、ウィンタースポーツ好きの方へお土産にすると喜ばれますよ。

また、湯沢神社では、毎年9月8日から9日に例大祭が開催されます。特に、8日の夜に行われる灯篭祭りでは、華やかで幻想的な花灯篭や灯篭行列を一目見ようと、たくさんの観光客で賑わいます。1,000以上打ち上げられる花火も見事ですよ。そのほかにも、子供たちが披露するお神輿や迫力ある伝統芸能も必見です。カップルや家族で野沢旅行を計画する際は、お祭りの時期に合わせて素敵な思い出を作ってはいかがでしょう。

名称 湯沢神社
住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷
営業時間 境内は終日可能

3. 上ノ平高原

野沢でドライブデートにおすすめなのが、標高1,650mの毛無山の山麓に広がる「上ノ平高原」。ほかではあまり見られない、美しいブナの原生林が辺り一面を覆い、神聖な雰囲気が漂います。特に、上ノ平高原にあるスタカ湖畔周辺は、四季折々に高山植物が彩りを見せるため、豊かな自然があふれています。大自然を満喫しながら、森林浴コースで楽しめるトレッキングもおすすめ。

一年を通じて、見どころ満載な上ノ平高原では、秋の紅葉シーズンだけでなく、3月下旬から5月まで森林のスキーツアー、そして日本では珍しいスノーシュー体験ができ、初夏には美しい新緑の世界を楽しめます。その時期になると、野沢のご当地グルメに必須な山菜、根曲がり竹などの山の幸も堪能できます。ぜひ、季節ごとの上ノ平高原を満喫してください。

名称 上ノ平高原
住所 長野県下高井郡野沢温泉村
営業時間 散策自由
サイト http://www.nozawakanko.jp/spot/uenotaira.php

4. 野沢温泉スキー場

贅沢にスキーと温泉が楽しめるのが「野沢温泉スキー場」。映画の舞台としても話題になった観光スポットは、スキー場発祥の地として知られ、スキー場が5つのエリアに分かれています。メインゲレンデの日影ゲレンデは、野沢温泉街から動く歩道「遊ロード」で簡単にアクセスできるところが魅力。また、高い人気を誇る野沢温泉スキー場には、託児所やスキースクール、キッズパークなど、様々な施設が完備されているので、子供連れのママやパパも思いっきりウィンタースポーツを満喫できます。

さらに、エリア分けされたスキー場の中でも、初心者が安心してスキーを楽しめる「上の平ゲレンデ」は、バー付きのリフトが完備されているので、乗り降りも安心。山頂エリアで、思う存分スキーを楽しんで疲れたら、ゴンドラで下山できるのも初心者にとってはうれしいところ。シーズン中に雪の量が増えると、ハーフパイプやスノーパークも登場するので、たくさんのスキーヤーで賑わいます。ウィンタースポーツデビューするなら、温泉も楽しめる野沢温泉スキー場がおすすめです。

名称 野沢温泉スキー場
住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷7653
営業時間 8:30~17:00
サイト http://www.nozawaski.com/winter/

5. 外湯めぐり

湯沢温泉のシンボルといえば「大湯」。風情のある建物は、江戸時代の湯屋建築を現代に伝えるものとして人気を集めています。美しい外観の大湯は、温泉の湯気を抜くために、三層の木造建築になっているのが特徴です。野沢温泉で「外湯めぐり」をする時には、スタートもしくはゴールでゆっくり浸かりたい温泉です。外湯めぐりをする時には、観光客向けの朱印帳が400円という安いお値段で、販売されているので購入してみてはいかがでしょう。

10ヶ所以上の外湯を周ると記念品がもらえるとか。また、各温泉の外には、朱印帳用の型が用意されていて、開いてページをこすると模様が浮かぶ仕組みになっています。ちょっとしたスタンプラリー気分が味わえ、心も体もリフレッシュできますよ。ちなみに、入浴料は無料ですが、各温泉に賽銭箱が用意され、入浴した人の満足度でお金を入れます。江戸時代から村民の共有財産として、地元の人が管理してきた外湯。せっかくなら、いつまでも外湯めぐりが楽しめるように、お賽銭をはずみたいものです。

名称 外湯めぐり
住所 長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷大湯
営業時間 4月~11月 5:00~23:00 12月~3月 6:00~23:00
サイト http://www.nozawakanko.jp/spa/sotoyu.php

野沢でおすすめの穴場スポット5選

1. あじさい寺・高源院

野沢観光に訪れたら、足を延ばしてほしいのがあじさい寺として有名な「高源院」。厳かな佇まいから歴史を感じる高源院は、開創600年を超える古刹です。樹齢200年を超える見事な杉並木の参道の両脇には、あじさい寺と呼ばれる所以の20種800株、約1万本のあじさいが、毎年見事な花を咲かせます。積雪の多いこの地域では、6月下旬からあじさいが見頃を迎えるため、初夏の風物詩として高源院を訪れる人々を魅了しています。

さらに、話題となっているのが、本堂前に安置された「ぽっくり観音様」。苦しまずに「ぽっくり」あの世へ旅発つことを願った観音様は「病気で長患いして苦しむよりも、元気に生きて大往生を迎えた方が幸せ」と考える住職の願いが込められているそうです。長寿県として知られる長野県ならでは。高源院では、毎年6月末からあじさい祭りが開催されています。ぜひ、野沢を訪れたら、足を運んでみてはいかがですか。一人でも気軽に訪れられるので、いつもとは違う初夏を満喫できますよ。

名称 あじさい寺・高源院
住所 長野県飯山市豊田6356
営業時間 終日可能
サイト http://www.ajisaidera.jp/

2. 北竜湖

野沢を訪れたら、ぜひ立ち寄って欲しいのが「北竜湖」。湖の三方を山に囲まれた北竜湖は、季節ごとに移ろいゆく美しい景色が湖面に映り込むため、フォトジェニックスポットとして注目を浴びています。特に、SNS映えするのは、大勢のカメラマンで賑わう、春の桜と菜の花。ぜひ、花の咲き誇る時期にタイミングを合わせて、訪れてみてはいかがでしょう。

また、龍が棲むという神秘的な言い伝えが残っている北竜湖は、上空から眺めると、湖の形がハート型をしているため、恋愛成就のパワースポットとして、女性に人気のスポットです。さらに、北竜湖に浮かぶ弁天島にある小さな杉の木は、子宝の木と崇められ、七福神も祀られています。北竜湖を訪れるカップルに弁財天が嫉妬しないように、6人の神様が見守っています。ぜひ、女子旅で野沢を訪れたら、北竜湖まで足を運んで、恋愛祈願をしてはいかがでしょうか。

名称 北竜湖
住所 長野県飯山市瑞穂
サイト http://www.iiyama-ouendan.net/sightseeing/2012/06/1622.php

3. おぼろ月夜の館

野沢温泉地の有名観光スポットの一つが「おぼろ月夜の館」です。おぼろ月夜の館は、唱歌として有名な「おぼろ月夜」「ふるさと」「春の小川」などの作詞者で、国語・国文学者の高野辰之博士の功績を称えた記念館です。館内では、老若男女・日本人なら一度は聞いたり、歌ったことのある懐かしい唱歌が流れているため、過ぎ去った幼い頃の日々を思い出させてくれます。

ゆったりした空気が流れる資料展示室は、じっくり落ち着いて見学できるので、寒さの厳しい冬の観光スポットにおすすめ。また、小ホールを完備しているので、企画展やコンサートなどのイベントも開催されます。一人でも気軽にティータイムを楽しめるミュージアムカフェでは、絵葉書などのオリジナルアイテムが販売されているので、野沢観光のお土産に人気です。

名称 おぼろ月夜の館
住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9549-6
営業時間 9:00~16:00
サイト http://nozawakanko.jp/spot/

4. 薬王院・健命寺

外湯めぐりのスタート地点といっても良い「大湯」前の坂を200mほど、登ったところにあるのが、曹洞宗の古刹「薬王山・健命寺」。1584年に創建された健命寺には、聖徳太子作と伝えられている薬師如来像がご本尊として祀られています。凛とした佇まいの健命寺には、見応えのある山門、薬師堂、鐘桜が並んでいます。野沢観光では、外せないスポットの一つです。

また、日本人なら食べたことのある野沢菜発祥の地としても知られる健命寺。八代目の住職が京都から持ち帰った天王寺かぶの種を植えたところ、高冷地である野沢村では茎と葉が良く伸びて、野沢菜になったと言い伝えられています。境内に隣接する畑では野沢菜が栽培されているので、4月下旬から5月上旬には黄色い菜の花が見頃を迎えるため、穴場のお花見スポットに変身します。また、健命寺の収穫された種は、寺種として販売されています。

名称 薬王院・健命寺
住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9320
営業時間 早朝から夕方まで
サイト http://www.kenmeiji.or.jp/

5. 新屋

野沢を訪れたら、ランチで必ず食べたいご当地グルメが「新屋(あたらしや)の焼き鳥丼」。SNSで話題となるほどボリューム満点な焼き鳥丼は、柔らかい鶏肉と甘辛のタレが絶妙な組み合わせの丼です。元々、野沢では鰻の名店として知られるだけあって、ご飯にしっかり絡むタレは絶品です。何度でも通って食べたくなるおいしさは、やみつき間違いなし!ガッツリ食べたい男性にもおすすめです。

800円という安いお値段で、お腹いっぱい食べられる焼き鳥丼を目当てに、全国からお客さんが訪れる新屋は営業時間が短いので、注意が必要です。野沢を訪れたら、新屋の焼き鳥丼だけは食べておきたいという方は、オープン直後の11時に訪れることをおすすめします。残念なことに、昼の営業次第で、夕方の営業がお休みになることもあるようですよ。ぜひ、ドライブデートの途中にお立ち寄りください。

名称 新屋
住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8866
営業時間 ランチ 11:00~13:30 ディナー 16:00頃~18:00頃(昼の営業次第で、夕方は休みになることもある)
サイト http://nozawakanko.jp/db/index3.php?sid=220-01&action=simContentsDetail

野沢でいつもとは違う大人時間を楽しもう!

日本屈指の温泉地と知られる野沢。冬のウィンタースポーツだけでなく、新緑が美しい初夏から紅葉シーズンの秋は、自然が創り出す絶景を眺めながらのドライブがおすすめです。湯治場としても歴史が古い野沢には、観光名所や穴場スポットが点在しています。四季折々に表情を変える野沢は、どの季節に訪れても満足できます。魅力が詰まった野沢で、大切な人と極上の大人時間をお過ごしください。

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