最終更新日時2019/02/26

日本には3000以上の温泉地があると言われています。世界的に見ても温泉に恵まれている日本ですが、その4割近くを占めているのが九州地方であるということをご存知でしょうか。110個ある日本の活火山の中でも、17個の活火山を擁している九州地方では、桜島や阿蘇山などの有名な活火山の活動が度々ニュースでも報道されています。日本の他の地方と異なる動きをするプレートの上にある九州では、活発な火山活動を行う山々と共に多くの温泉が沸きあがっており、多くの温泉好きを魅了する地にしています。

嬉野温泉とは?

そんな九州には湯布院、別府温泉、黒川温泉など多くの有名な温泉地が点在しており、数ある九州の温泉地の中でも一際「美肌の湯」として名高いのが、佐賀県西部の嬉野市に位置する嬉野温泉(うれしのおんせん)です。嬉野温泉の泉質は美肌に効果がある重曹泉。名前の通りナトリウムを多く含む重曹が主成分の温泉で、入浴後に肌がつるつるになるのが特徴です。重曹泉の泉質の温泉に入ると肌が柔らかくなり、汚れが落ちやすくなるため、肌が絹のようにすべらかになるのです。嬉野川を挟んで多くの旅館が立ち並ぶ嬉野温泉の歴史は古く、1世紀頃に活躍した神功皇后の時代にまで遡ります。8世紀にはすでに“万人の病を治す名湯”として知られており、古代から多くの人々を魅了してきました。今回はそんな佐賀県の嬉野温泉から、ぜひおすすめしたい高級旅館をご紹介します。

1.大正屋

大正屋出典:Relux|大正屋

嬉野温泉街の中でも中心に位置する、大正屋。大正14(1925年)年の創業以来、多くの旅行者を魅了してきた高級旅館です。旅館に入ってまず驚くのは、温泉街の中心地ということを思わず忘れるほどの静謐さと穏やかさを保った趣ある雰囲気です。大正屋の設計を手がけられたのは、皇居新宮殿の基本設計も手がけた建築家・吉村順三氏。伝統的な日本建築とモダニズムを組み合わせた現代の日本建築の礎を築いた吉村氏の設計は、計算し尽された空間美が特徴です。旅館というホスピタリティに特化した旅館・大正屋の設計は、まさに日本が世界に誇る“おもてなし”の精神を旅館施設の隅々にまで感じられる心配りがなされています。光の入り方、空気の通り方やスタッフと訪れる人々との絶妙な距離感は、巧妙な設計によって大正屋をより素晴らしい旅館にしているのです。

大正屋出典:Relux|大正屋

大正屋は、本館、東館と離れの三棟から成り立っており、それぞれの棟や部屋ごとに異なった雰囲気をお楽しみいただけます。お部屋の天井は高く、広く室内は開放感もたっぷり。内風呂はお肌がつるつるになる嬉野温泉の温泉がそのまま引かれているので、24時間いつでも温泉に入ることができます。また、非日常感たっぷりの大きな大浴場は隅々まで丁寧にお掃除されており、温泉には厳しい温泉好きにも安心してご入浴いただけます。

大正屋出典:Relux|大正屋

さらに、大正屋にご宿泊の際にはぜひお召し上がりいただきたのは、嬉野温泉の温泉水を使って作られた湯どうふです。とろりとした温泉水を使った湯どうふは、嬉野温泉の温泉のように柔らかい舌触りが特徴です。滋養にも効果がある嬉野温泉の湯どうふ、ぜひ大正屋でお召し上がり下さい。

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2.椎葉山荘

椎葉山荘出典:Relux|椎葉山荘

上記でご紹介した大正屋と姉妹関係にあるのが、嬉野温泉街から車で5分、緑豊かな椎葉山とさらさら流れる椎葉川のすぐそばにある椎葉山荘です。椎葉山荘は、自然の只中で美肌の湯である嬉野温泉を楽しむことができる、言葉通り心身共にリフレッシュすることができるお宿です。椎葉山荘がある山里・椎葉では、新緑の季節には蛍が飛び交い、紅葉の季節にはどこか切なくなる美しい風景など、季節折々の変化を見せる素朴で豊かな自然が自慢です。やわらかで明るい太陽の光、さわやかに流れる透明感ある空気、ざわざわとした木々のざわめきの中に聞こえる鳥の鳴き声、終わりなく流れていく悠久の川の流れ、そんな自然の中に身を置いていると、どんな悩みもしょせんはちっぽけなものなのだと思うことができそうです。

椎葉山荘出典:Relux|椎葉山荘

自然は大好きだけど、虫や汚れが気になるという方も多いですよね。そんな方にも満足していただけるのが椎葉山荘です。お宿の施設内、広いお部屋やお風呂に至るまで隅々まで丁寧な掃除が行き届いている椎葉山荘は、アレルギーがある方も安心して滞在していただけるホスピタリティに満ちています。そんなホスピタリティは丁寧な接客やおいしいお料理にももちろん表れています。

椎葉山荘出典:Relux|椎葉山荘

落ち着いた空間の中で入る温泉は格別です。身体にまとわりつくようなぬるりとした温泉は、入浴後の肌がぴちぴちになるお肌も喜ぶうれしい泉質。忙しく慌ただしい毎日の中で、時には携帯やスマートフォンもOFFにした何もしない時間を椎葉山荘で過ごすことで、明日への新たな活力を得られるはずです。

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3.旅館 大村屋

旅館 大村屋出典:Relux|旅館 大村屋

旅館 大村屋は、天保元年(1830年)創業の嬉野温泉でも一番の歴史を持つ宿です。多くの文化人に愛されてきた湯治宿でもあり、日本地図を作るために長崎街道を通った伊能忠敬や歌人であり精神科医でもあった斎藤茂吉が投宿した記録が今に伝えられています。このように様々な人の疲れを癒してきた旅館 大村屋は今も変わらず嬉野川沿いに佇んでいます。現在は、歴史ある建物が持つ独特の趣とJAZZが流れるモダンな空間の中で、当時のままのゆったりとした時間が流れています。旅館の入り口を潜れば、淹れたてのお茶を振舞われ、窓のすぐ近くに川が流れ、山々が見える気持ちよく開放的なお部屋に通していただけます。そんな旅館 大村屋の魅力は、とろとろの温泉。特にお部屋の内風呂は源泉掛け流しのお湯がそのまま引かれているため、特にその嬉野温泉のお湯が持つ美肌効果を感じることができるはずです。

旅館 大村屋出典:Relux|旅館 大村屋

200年近い歴史を持つ旅館 大村屋ですが、家族経営ならではの温かいホスピタリティがあふれるお宿でもあります。歴史ある旅館内は丁寧に掃除が行き届いた清潔な印象、お子様連れにも嬉しいおもちゃやアニメのDVDレンタルサービスも用意されています。また、お子様だけでなく、ご両親やご家族のお祝いにも臨機応変に対応してくれるスタッフのおもてなしの様子は、小さな旅館ならではの気配りが感じられます。

旅館 大村屋出典:Relux|旅館 大村屋

とろとろの温泉に入った後は、ふわふわのお布団にくるまって眠る幸せ、そんな癒しの空間が旅館 大村屋の中には広がっています。

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4.萬象閣敷島

萬象閣敷島出典:Relux|萬象閣敷島

萬象閣敷島は、嬉野温泉街から少し離れたところに位置する、プライベート空間溢れる宿です。和モダンを基調とした様々なタイプの客室が揃っていることが魅力で、新しく現代的な雰囲気の中で随所に見かけるレトロな照明や設えが懐かしさを感じさせてくれます。萬象閣敷島の親密で丁寧なホスピタリティは、エントランスを入ってすぐに始まります。チェックインはフロントではなく、萬象閣敷島自慢のおいしい敷島プリンを頂きながらお広々としたお部屋でゆっくりと。そして、こんな気遣いがずっと感じられるのです。スタッフの皆さんの心のこもった気遣いは、まさに高級旅館の名前に相応しい対応です。

萬象閣敷島出典:Relux|萬象閣敷島

やわらかい佐賀牛、アワビのしゃぶしゃぶ、これ以上の絶品があるでしょうか。そんな地元で採れたおいしい食事で訪れた人をもてなしてくれるのも、萬象閣敷島ならではです。朝食も「身体にやさしい朝ごはん」をコンセプトにした、あじの開き、野温泉名物の温泉湯豆腐やフレッシュな野菜ばかり。シンプルながらも身体が喜ぶこのような食事は、老若男女問わず食べやすく、今まで苦手だと思っていた食材のおいしさを再発見できそうです。

萬象閣敷島出典:Relux|萬象閣敷島

嬉野温泉が誇る素晴らしい泉質のお湯は、もちろんとろとろ。高級な美容液を使用する以上の効果を発しており、そんな即効性は入浴後すぐのお肌のつるつる感で感じていただけます。プライベート感を重要視する萬象閣敷島では、大浴場だけでなく、お部屋でもこんな最高の温泉を存分に楽しんでいただける工夫がなされています。内風呂は、ほっとした温かみのある香りが楽しめる檜製。心も身体もほっと休まるひと時を萬象閣敷島でお過ごしください。

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名湯嬉野温泉を愉しみませんか?

いかがだったでしょうか。美肌の湯として有名な嬉野温泉の温泉水は、飲んで健康になる温泉でもあります。身体には良くても飲むことには適していない温泉水も多い中、飲んで身体にも良い嬉野温泉のような泉質を持つ温泉水は非常に珍しいものです。また、おいしいご当地グルメや観光スポットも多い九州旅行の際や、温泉好きの方がただただ素晴らしい温泉を求めるためだけ旅行としても、豊かな自然溢れる嬉野温泉の身体の外からも中からもつるつる美肌効果がある嬉野温泉への滞在はおすすめです。来て、見て、食べて、触れて、心も身体もゆったりと温まる最高のひと時をお過ごしください。

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