最終更新日時 2019/02/27

周囲を海に囲まれた長崎。海岸線が複雑に入り組む特徴的な地形で港も多いのですが、魚介類の美味しさについてはあまり知られていません。長崎を遊びつくしたあとは、新鮮な海の幸がいただける高級旅館で過ごせば、温泉で疲れも吹き飛んで一石二鳥です。本当の良さを味わいに、長崎に足を運んでみませんか?

雲仙宮崎旅館

雲仙宮崎旅館出典:Relux|雲仙宮崎旅館

四季折々の表情を見せる庭園が美しい雲仙宮崎旅館。昭和4年の創業以来、天皇家や北原白秋、野口雨情などの文人をもてなしてきた伝統の息づく高級旅館です。かといって肩ひじを張らずくつろいでほしいとの思いから、訪れる人にはつかず離れずの距離感で接してくれる居心地のよいお宿。「おもてなしの心」を届けるため、同じスタッフが到着から出発までをお世話します。専属の庭師が丹精込めて手入れした庭園は、この旅館の財産。ロビーラウンジや休憩処から、雲仙随一の景観を心ゆくまでご堪能ください。

雲仙宮崎旅館出典:Relux|雲仙宮崎旅館

お部屋でひと休みしたあとは、美しい庭園を実際に散策してみましょう。源泉の「雲仙地獄」までは庭園から歩いて行ける近さです。湧きたつ源泉の湯煙の中に身をゆだねていると、まるで別世界にいるかのような感覚に。そんな雲仙ならではの情緒をしばし満喫したら、お楽しみの温泉へ向かいます。専任のスペシャリストが日々徹底管理している温泉は、いつでも気持ちのよい入浴ができます。ゆったりくつろげる大浴場と、雲仙の雄大な自然をたっぷり感じることのできる露天風呂が、旅の疲れを癒してくれます。

雲仙宮崎旅館出典:Relux|雲仙宮崎旅館

夕食は地元の食材を使用した料理長オリジナルの会席料理。有明海や橘湾で獲れた新鮮な魚介類に季節の野菜など、雲仙の自然を存分に生かした料理をお部屋食でいただきます。ひと口ごとにふわっと香る上品な味わいを演出するのは、創業から代々守り継がれた伝統の出汁。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままに、ひと品づつ食卓へと並べられます。おすすめは赤身の持つ旨みと脂身のまろやかさが特徴の、和牛オリンピックでも日本一に輝いた長崎和牛。陶器焼きで焼いたアツアツを、贅沢に頬張ってください。

雲仙宮崎旅館出典:Relux|雲仙宮崎旅館

館内に飾られた生花や、お部屋にそっと用意されたお花はどれもその日に摘んできたもの。一輪のお花とともに枕元に添えられたメッセージには、穏やかな心もちで休めるようにとの、宿のさりげない気づかいが感じられます。気持ち良く目覚めた朝、朝食は温泉内で最も高い位置にある、和風レストラン「松風庵」でいただきましょう。人気のひと品は当日の朝仕込んだ自家製豆腐。美肌にこだわる女性に優しいコラーゲン配合です。宿特製の出汁醤油でさっぱりといただきます。

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雲仙温泉 東園

雲仙温泉 東園 出典:撮影 福澤昭嘉

雄大な雲仙のふところに深く抱かれて、静寂なエメラルドグリーンの湖面をたたえるおしどりの池。池と名付けられていますが、実態は周囲2.7キロにも及ぶ人口湖。秋にはカモなどの渡り鳥の姿も見受けられる、優美な湖です。湖名は長崎県の県鳥、「おしどり」に由来してつけられたもの。雲仙温泉 東園は雲仙でただひとつ、そのおしどりの池のほとりに佇むお宿です。お部屋のテラスから臨むオレンジ色に染まる湖越しの夕景は、高級旅館ならではの一幅の絵画のような美しさがあります。

雲仙温泉 東園出典:撮影 福澤昭嘉

和の贅を尽くしたお部屋は全27室。源泉かけ流し露天風呂付き客室の「莉結」、「茉莉花」。皇太子殿下がお休みになられた二つの貴賓室は100畳以上もの広さがあり、それぞれに坪庭と展望檜風呂が備えられている贅の尽くしよう。「和室」や「和洋室」、「特別室」においても40畳から80畳ものゆとりある造りとなっていて、どのお部屋に泊まってもゆったり過ごすことができます。いずれのお部屋からでもおしどりの池の素晴らしい眺望が臨め、季節を変えて訪れるリピーターも多いお宿です。

雲仙温泉 東園出典:Relux|雲仙温泉 東園

大浴場「莉園」は源泉かけ流しの湯処。浴室内は天然木や自然の石を使い、窓からの景観を壊さぬよう細かな配慮が施されています。その効果もあって大きな窓から湖面をのぞけば、まるで湯船とひとつになったような不思議な感覚に陥ります。湯気の向こうの美しい風景と雲仙特有の美肌の効用で、穏やかに心が解きほぐされてゆくのを感じられるでしょう。また、泉質の優れた東園の湯は温度別に浸かれば健康効果も高いので、男湯、女湯ともに3種類の温度の異なる浴槽が用意されているのも魅力です。

雲仙温泉 東園出典:Relux|雲仙温泉 東園

夕食は有明海で獲れた魚介類や、地元の旬の野菜を豪快かつ繊細にアレンジした懐石料理。加工品は使わず自然の食材のみで仕上げた料理の盛り付けには、厳選された有田焼の器だけを使用しています。新鮮な海の幸をより目と舌で楽しめるようにとの、料理長の粋な心づかいが感じられます。朝食は体に優しい和食をどうぞ。あご出汁のアツアツのお味噌汁が起き抜けの体に染み入ります。

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雲仙・小浜温泉 旅館國崎

雲仙・小浜温泉 旅館國崎出典:Relux|雲仙・小浜温泉 旅館國崎

小浜温泉は雲仙岳の西麓に位置する、肥前風土記にも記されている古湯です。湯治場としての歴史も古い、風情の残る温泉街の街並みを眺めながら路地を1本入ってゆくと、そこに雲仙・小浜温泉 旅館國崎はあります。國埼は館内地下より湧出する自家源泉を持つ、源泉かけ流しにこだわる高級旅館です。客室はわずか10室ながら、古民家を改装した離れや、本館に備わった3つの貸切風呂などでのんびりできるお宿です。「日本秘湯を守る会」の会員宿でもあります。

雲仙・小浜温泉 旅館國崎出典:Relux|雲仙・小浜温泉 旅館國崎

時代をタイムスリップしたかのような趣きのある本館のお風呂は、全て貸切風呂です。檜風呂、石風呂、露天風呂と3つのお風呂があり、空いていれば何度でも貸切れます。また、石風呂に限っては湯浴みをしながら冷酒を嗜むこともできるようになっています。露天風呂の壁に描かれた館主による手描きイラストには、秘湯の宿さながらの温かみがあって思わずほっこり。館内のいたるところで見かけることができます。

雲仙・小浜温泉 旅館國崎出典:Relux|雲仙・小浜温泉 旅館國崎

本館より徒歩30秒の場所にある離れ「やまぼうし」は、昭和16年築の古民家を宿泊施設としてリフォームしたもの。二階建ての一軒家をまるごと貸し切ります。お部屋は3つあり、最大8名まで宿泊できます。大家族やグループで利用してもよいですが、2名から予約可能なのでゆったりと旅情に浸りたいカップルにもおすすめ。お風呂は内湯の樽風呂と露天風呂とがあり、もちろん24時間、好きな時に入浴できます。

雲仙・小浜温泉 旅館國崎出典:Relux|雲仙・小浜温泉 旅館國崎

美しさにいっそうの磨きをかけたいという人は、エステの予約も可能です。小さな宿でも温泉でエステを受けたいという女性のわがままを、國埼は叶えます。待ちに待った夕食は季節ごとに変化する地物料理。近海で獲れた魚介類や島原半島の肉、野菜など、地産地消の考えに基づき調理がなされます。さらに朝食でいただける、温泉水を利用した「くみあげ豆腐」はぜひとも食しておきたいひと品です。

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小浜温泉 旅館ゆのか 別館

小浜温泉 旅館ゆのか 別館出典:Relux|小浜温泉 旅館ゆのか 別館

小浜温泉は全部で30以上ある源泉から、1日15,000トンの湧出量を誇る温泉地です。その熱量は日本一といわれ、湯煙が湧き上がる古き良き温泉街の風情をいまに残しています。そのただ中に、小浜温泉 旅館ゆのかはあります。ゆのかの保有する自家源泉は塩化物泉でありながら、べたつかずにさらりとしているのが特徴。眼前には広大な橘湾という絶好のロケーションで、湯船に浸かりながら美しい夕景や夜の波間にたゆたう漁火を眺めていると、時がたつのを忘れてしまいそうです。

小浜温泉 旅館ゆのか 別館出典:Relux|小浜温泉 旅館ゆのか 別館

ゆのかでワンランク上の滞在を目指すなら、半露天風呂付客室の選択は外せません。源泉かけ流しの半露天風呂付客室は、この高級旅館内の別館にしつらえた、わずか3室だけの特別なお部屋。室内は漆喰や木、石、麻など自然由来の素材を多用しており、やすらぎに満ちた空間が演出されています。ここでなら誰にも邪魔されずプライベートな時間を過ごせるはずです。

小浜温泉 旅館ゆのか 別館出典:Relux|小浜温泉 旅館ゆのか 別館

別館宿泊でも本館の大浴場に自由に入浴できます。本館の大浴場には露天と内湯の2種類があります。ほかにも貸切風呂が露天と内湯とそれぞれあり、予約をすればこちらの利用も可能となります。貸切りの露天風呂は屋上に位置しており、利用するなら広大な橘湾を一望できる屋上露天がおすすめです。月明かりに照らされる夜の海もよいですが、日の入りの時間に合わせて入浴すれば、またとない絶景に巡り会うことができます。

小浜温泉 旅館ゆのか 別館出典:Relux|小浜温泉 旅館ゆのか 別館

夕食は橘湾で水揚げされた海の幸や、長崎牛か雲仙豚を使用した肉料理が並びます。いずれも地元の旬の食材を使用した料理ばかりです。また旅館の近隣には日本一の長さの足湯「ほっとふっと105」や、波消ブロック上に造られた珍しい海上露天風呂などの立ち寄り湯も点在。より海に近いこれらの場所は、小浜でも人気の夕日スポットです。滞在中に訪れておけば、日本有数の温泉街の情緒を満喫できます。

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長崎で過ごす至福の休日

長崎のおすすめ高級旅館をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?海岸線が長く風光明媚な印象のある長崎ですが、そんな土地柄ゆえに海の幸も豊富で、良質な温泉が多いことも再発見できたのではないでしょうか。新鮮な魚介類に舌鼓を打ちながら湯に浸かり、至福の休日を過ごす。そんな贅沢を叶えに、ぜひ長崎に出かけてみてください。

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