最終更新日時2020/06/16

熊本県北西部に位置し、熊本市から在来線を利用しても30分弱とアクセスの良い「玉名市」。1300年もの歴史を誇る玉名温泉、夏目漱石の名作「草枕」の舞台となった小天温泉があり一度は訪れてみたい場所。「草枕」ゆかりの地を巡るも良し、癒しのスポットを訪れるも良し。玉名の魅力的なスポットをご紹介いたします。

玉名でおすすめの定番スポット5選

1. 蓮華院誕生寺奥之院

「蓮華院誕生寺奥之院」は、玉名でお生まれの「皇円大菩薩様」をご本尊として祀っているお寺です。境内は、18万坪の広さがあり、皇円大菩薩の大仏様を始め、荘厳な五重塔、世界一の大きさを誇る鐘楼堂などがあります。五重塔は、各層が、それぞれの修行の場となっており、写経や座禅体験も可能。五重塔の最上階からの眺めは絶景なので、ぜひご覧ください。

願い事の1つが叶う「一願成就」、「厄払い」のお寺として年間約30万人もの人々がお参りしています。玉名の名所の1つにもなっていあるお寺。おなたも、お願い事をしてみましょう。また、座禅や写経に挑戦してみても良いでしょう。境内全体がパワースポットとなっており、心が洗われ豊かな気持ちになれることでしょう。坐禅や写経などは外国人にも評判で、多くの外国人が訪れています。

名称 蓮華院誕生寺奥之院
住所 熊本県玉名市築地1512-77
営業時間 寺務所受付時間 9:00~17:00(最終受付16:30)
サイト http://www.okunoin-ren.jp/

2. 前田家別邸

画像素材|PIXTA

夏目漱石の小説、「草枕」の舞台となった「前田家別邸」。もともとは、前田案山子の温泉宿で、小天温泉に数件あった宿の中の1つでした。明治30年に漱石が、「前田家別邸」を訪れ離れに数日宿泊。その旅をモデルに小説「草枕」が発表されました。小説の名場面を生んだ浴場は、改修工事を終え、一般公開されています。また、漱石が宿泊した離れの部屋も見学できますので併せて訪れてみてください。

画像素材|PIXTA

小説の中の登場人物のモデルが前田案山子であったり、小説の中の「那古井の宿」の描写も「前田家別邸」の建物の配置を参考に書かれています。小説の出来事や情景が漱石の実体験をもとにしたものが多くあるので、より興味深く見学できるのではないでしょうか。敷地内には、漱石の句碑もあります。夏目漱石ファンにはたまらない場所と言えるでしょう。「草枕」を読んでから訪れるとさらに楽しめることでしょう。

名称 前田家別邸
住所 熊本県天水町小天735-1
営業時間 9:00~17:00
サイト http://www.kusamakura.jp/web/maedake/kusamakura_bettei_top.html

3. 草枕交流館

「草枕交流館」は、夏目漱石の小説「草枕」の歴史資料館と観光案内所を兼ね備えた施設。館内には、映像ホール、展示室と前田家別邸模型、資料館があります。映像ホールでは、「草枕」と小天・前田家とのかかわりを約12分間の映像にまとめ上映され理解しやすいと好評。また、展示室には草枕の背景や、前田家の歴史などの資料が展示されています。ちなみに小天は小天温泉があり、草枕にでてくる那古井温泉のモデルになった場所。

資料館には玉名市の歴史などについての資料が展示されています。「草枕」を深く知り、ひも解くことができそうですね。草枕創作の原点に触れられるかもしれません。「草枕交流館」を先に訪れ、知識を深めてから、前田家別邸を訪れる方がいいでしょう。夏目漱石ファンのみならず、名作を深く知るよい機会になるはず。

名称 草枕交流館
住所 熊本県玉名市天水町小天735−1
営業時間 9:00から17:00 休館日:水曜日
サイト https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/398/2143.html

4. 玉名温泉つかさの湯

玉名駅から車で5分とアクセスが良い、日帰り温泉リゾート施設「玉名温泉つかさの湯」。玉名温泉は、1300年もの歴史を持つ由緒ある温泉で、美人の湯として有名。癒やしと美容を求めて、ぜひ利用したい温泉。無色透明で、さらりとした肌触りの泉質で、弱アルカリ性の単純温泉。リュウマチや神経痛などにも効果があると言われています。綺麗で掃除の行き届いた館内では、BGMで鳥のさえずりを流すなど癒やせる空間づくりにも気を配っています。

広大な大浴場は温泉の種類も豊富で飽きさせません。総天然国産の檜風呂を始め、4種類の源泉かけ流しの湯や、気泡とLEDライトを使用したイベント風呂などを楽しむことができます。家族風呂は全10室3タイプもあり、小さな子供がいても気兼ねなく利用できそうですね。旅の疲れを取り、癒やされに立ち寄ってみてください。各種イベントも数々企画していますので最新情報のチェックもお忘れなく。

名称 玉名温泉つかさの湯
住所 熊本県玉名市立願寺 東段656-1
営業時間 10:00~23:00(最終受付:大浴場・売店・クールバー:22:30・ 家族湯:22:00・アジアンリラクゼーション:21:30)
サイト http://www.tsukasanoyu.jp/

5. 玉名市立歴史博物館こころピア

画像素材|PIXTA

各時代に沿って玉名市の歴史を知ることができる歴史博物館「玉名市立歴史博物館こころピア」。「菊池川とともに発展してきた玉名の歴史」をメインテーマとした常設展示があります。本館にある常設展示は、「古代」「中世」「近世」の三部に分けて展示されています。菊池川流域には装飾古墳が多いことで知られ、その装飾古墳の模型が「古代」ブースに展示されています。

また、玉名周辺は古代から地理的特性を生かし、商業や流通の拠点として栄えた港市であり、繁栄の歴史にも触れることができます。企画展も多彩なテーマに沿って行われていますので、お出かけの際はチェックしてください。より身近に玉名を感じることができる施設でもあり、ユニークな外観が目を引く玉名市立歴史博物館こころピア。玉名の歴史を知るきっかけに、ぜひお出かけください。

名称 玉名市立歴史博物館こころピア
住所 熊本県玉名市岩崎117
営業時間 9:00~17:00(入館時間は16:30まで)休館日:月曜日
サイト https://www.city.tamana.lg.jp/q/list/455.html

玉名でおすすめの穴場スポット5選

1. 高瀬目鏡橋

江戸時代に町奉行・高瀬寿平らによって造られた歴史のある橋「高瀬目鏡橋」。全長15メートル幅4メートル、直径6,7メートルのアーチを2つ重ねた形で、阿蘇の凝灰岩でできています。県重要文化財にも指定されており、年月を感じる風情ある美しい橋。嘉永元(1848)年に、菊池川と並行する裏川が人工的に掘られ、そこに架けられた橋です。

高瀬目鏡橋の周辺は、「高瀬裏川水際緑地公園」にもなっており、散策しながら眺めことができます。特に、5月から6月にかけての花しょうぶが開花する時期は、風情のある橋と花しょうぶとの光景が見事です。「高瀬裏川花しょうぶまつり」開催期間は、ライトアップされ夜は幻想的な姿を見せてくれます。カップルでのデートスポットにもおすすめ。お天気のよい日は、玉名市内の散策も兼ねて足を運んでみたらいかがでしょうか。

名称 高瀬目鏡橋
住所 熊本県玉名市秋丸416
サイト https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/336/96.html

2. 立願寺公園(しらさぎの足湯)

玉名温泉街の入り口にある「立願寺公園(しらさぎの足湯)」。気軽に温泉を楽しんでほしいとの思いから、旅館の跡地を利用し設置された公園です。しらさぎの足湯は、無色透明で皮膚病や神経痛にも効果があると言われています。お湯の温度は約41度あり、温まる温度。また、足つぼを刺激する丸石が敷き詰められた「健康園路」もあります。

日没から夜の22時までライトアップされ幻想的な雰囲気が味わえます。女性にうれしい簡易更衣室もあるので便利。地元の方からも親しまれており、あまり観光客には知られていない穴場でもあり、憩いの場として認知されています。無料なので、玉川温泉に宿泊しない方でも、足湯で玉川温泉を楽しんでいただけます。

名称 立願寺公園(しらさぎの足湯)
住所 熊本県玉名市岩崎385-1
サイト https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/429/563.html

3. 草枕温泉てんすい

小説「草枕」の舞台として登場する「那古井温泉」のモデルとなった温泉が、小天温泉。現在は小天温泉の温泉施設は2軒だけになり、その1つが「草枕温泉てんすい」。日帰り入浴施設で、レストランやお土産屋さんも入っていますので、のんびりと過ごすことができます。レストランでは、本格的な懐石料理も楽しめます。温泉には、珍しいみかん湯があり、シーズンには地元特産の天水みかんがお風呂に浮かべられています。

高台にあるため、露天風呂からの眺めが絶景。目の前にはみかん園が広がり、有明海、島原半島までも見渡せます。また、雲仙普賢岳に沈む夕日の素晴らしさは格別で、晴れた日の夕方には露天風呂が混むのだとか。夏目漱石が見た景色をあなたも見ることができるかもしれません。「草枕」ゆかりの地を巡りたい方は、はずせない小天温泉で、小説の世界を感じてみましょう。

名称 草枕温泉てんすい
住所 熊本県天水町小天511-1
営業時間 10:00~21:00
サイト http://www.kusamakura.jp/kusa_on/sisetu.html

4. 山田日吉神社

もともと日吉神社は、京都と滋賀県の境の比叡山にあり、山の神である大山咋神を祭ってある山王信仰の総本山として有名です。「山田日吉神社」には、本殿に大山咋神、西の相殿に白山比売神を祭ってあります。同じ集落には、延暦寺の末寺とされる山田山吉祥寺もあります。境内には歴史を感じさせるお堂や石塔などが多くあり、おごそかな雰囲気に心が落ち着くのではないでしょうか。

山田日吉神社は、熊本県の天然記念物に指定されている推定樹齢200年の「山田の藤」で有名な歴史ある神社。満開の時には1メートルを超える藤の花房が垂れ下がる「藤のカーテン」が見事。4月から5月にかけての藤の花が咲く時期には、ライトアップされ幻想的な雰囲気が堪能できます。藤の花の咲く時期は、多くの観光客でにぎわっていますので、ぜひ美しいこの期間に訪れていただきたい場所です。

名称 山田日吉神社
住所 熊本県玉名市山田1番地
サイト https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/405/2065.html

5. 桃苑

桃苑は、50年以上続く老舗のお店であり「玉名ラーメン」の人気店。玉名のご当地グルメと言えば、「玉名ラーメン」。熊本ラーメンのルーツとも言われているラーメンです。市内には16店舗の玉名ラーメンのお店があります。特徴は、濃厚な豚骨スープと中細麺、焦がしにんにくチップだそう。焦がしにんにくチップのトッピングは、珍しいので多くの方が求めて訪れるそうです。

麺はストレート麺で、のど越しが良い自家製麺を使用。こってりしたスープも、背油を使わず、油っぽさがなくおいしいと評判。女性にも好まれる味なのではないでしょうか。懐かしく気取らない雰囲気の店内は、一人でも気軽に入れます。土日祝日などは、行列ができるほどの人気。時間に余裕をもってお出かけください。安いお値段もうれしいご当地グルメの「玉名ラーメン」、女子旅のランチにもおすすめですよ!

名称 桃苑
住所 熊本県玉名市繁根木無番地
営業時間 月~土 11:00~24:00/日 11:00~23:00 定休日:火曜日
サイト https://www.tamalala.jp/info/touen/

「草枕」のルーツを巡る文学的な玉名の旅

「草枕」ゆかりの場所を中心に、玉名の人気観光地をご紹介してきました。やはり、夏目漱石なしには玉名は語れません。名作「草枕」が玉名にもたらした影響は計り知れませんね。小説の舞台になった場所や漱石が訪れた場所を巡り、漱石の当時の思いに触れるのも貴重な体験です。また、玉名には、心安らぐ自然と歴史のある温泉もあります。文学的な旅を求めて、玉名に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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