最終更新日時 2019/10/03

石垣島から船で30分ほどで行ける沖縄県八重山諸島にある「黒島」。上空からみるとハートのカタチをしているので「ハートアイランド」ともよばれています。人口が約200人に対して牛の頭数は3000頭以上、人の数よりも牛の数の方が多い牛の島なのです。そんな自然豊かな黒島のおすすめ観光&グルメ10選をご紹介します。

黒島のおすすめ観光&グルメ10選

1.仲本海岸

黒島はかつてサフ島とよばれえていましたが、サフは現地の言葉でサンゴという意味です。実際に「仲本海岸」のまわりはサンゴ礁(リーフ)でかこまれています。黒島は人口が少なく生活排水が少ないため、生き物が暮らすには絶好の環境です。仲本海岸ではさまざまな熱帯魚が生息しており、シュノーケリングが楽しめます。

地元の消防団がその日遊泳できるかどうかを判断をします。波が高いときや満潮のときは、潮流がはやくなることがありますので「遊泳禁止」に。泳げる場合でもシュノーケリング中は、ライフジャケットの着用をお忘れのないようにしてください。干潮時は、大きな潮だまりができ、ちょっとしたミニプールのようになりますので安全に遊べるでしょう。

星空がきれいと評判の黒島ですが、仲本海岸でみる夕日も圧倒される美しさです。人口が少ないことから排気ガスも少ないため、空気が澄んでいるからともいわれています。遠浅であるため、船などの海面をさえぎるものがないことも、夕日がきれいに見える理由のひとつでしょう。

名称 仲本海岸
住所

沖縄県八重山郡竹富町黒島

サイト https://painusima.com/133/

2.県道213号黒島港線

黒島港と東筋集落をむすぶ幹線道路、「県道213号線黒島港線」。道路沿いには、小中学校や郵便局など、黒島のインフラがある一方、観光スポットはほとんどありません。まさに黒島の人々のための生活道路です。しかし信号もなく、まわりは穏やかな風景ですので、観光客もあたたかく迎えてくれるでしょう。

なぜこの道路が観光スポットであるかというと、黒島の昔ながらの風景がみられるためです。この道路沿いの住宅に見られるのは、琉球石灰岩の石垣や赤瓦の屋根。地元住民の協力のもと景観を保っていることが評価されて、「日本の道100選」にも選ばれています。

黒島は上り坂も下り坂も少ない平坦な地形です。自転車で走り抜けていくと、見渡す限り牧草地が広がります。そこでは島民の10倍以上の数の牛が群れをなしています。黒島の畜産業を垣間見られます。黒島の散策にはレンタサイクルがおすすめで、2時間もあれば島内を1周することが可能。この道路もぜひコースに入れておきましょう。

名称 県道213号黒島港線
住所 沖縄県八重山郡竹富町字黒島

3.黒島展望台

黒島のほぼ中央の位置にある「黒島展望台」は、県道黒島港線沿いにあります。ぐるぐると渦をまいたような、ジブリ作品にでてくるような外観です。高さは10mほどとあって、それほど高くないと思いきや黒島全体が見渡せます。それほど、黒島は坂がほとんどなく平坦な地形なのです。

県道黒島港線沿いには牧場が見渡せますが、黒島展望台からはこの牧場の全景を見下ろせます。広大な土地に多くの牛が放牧されているのをみると、北海道にいるかのような気分になりますよ。全国各地の黒毛和牛ブランドの牛の多くは、生まれてから1年間をここ黒島で過ごします。

展望台のいちばん上までのぼると、床にはタイルでできた八重山諸島マップがあります。天気がよければ、遠くに他の八重山諸島を見渡せることも。黒島はレンタサイクルで移動する人が多く、休憩スポットとして多くの人がおとずれます。風が気持ちよく吹き抜けますので、自転車をこいだあとの疲れが吹きとびますよ。

名称 黒島展望台
住所 沖縄県八重山郡竹富町字黒島
サイト https://painusima.com/879/

4.伊古桟橋

青い海の上を一直線に伸びてゆく「伊古桟橋」。撮影スポットとして人気ですが、とくにおすすめなのは満潮時で、桟橋の縁の左右から波が押し寄せてきます。桟橋の高さと潮位が同じになったとき、まるで海の果てまで桟橋が続いているかのような美しい光景をみれることでしょう。

全長354m。かつて黒島の漁業がさかえていたときは、船着き場へと向かう桟橋として使われていました。黒島港ができたあと、現在はその役目を終えています。八重山諸島にはこうした桟橋がいくつかあり、竹富島の西桟橋が有名ですが、なかでも伊古桟橋は古くからあり、2005年に登録有形文化財に登録されました。

レンタサイクルで行くと、まるで海の上を走り抜けているよう。ここは、星が降り注ぐともいわれるほどの絶景スポットです。桟橋の周辺は夜は真っ暗になりますので、宿泊先によっては、星空観賞を案内してくれます。早朝なら景色を一人占めできるかもしれませんよ。

名称 伊古桟橋
住所 沖縄県八重山郡竹富町字黒島
サイト https://painusima.com/884/

5.黒島研究所

1973年からウミガメや海洋生物の研究をおこなう「黒島研究所」。八重山諸島の海の生態が学べる研究所です。カメをペットで飼育する人は意外にも多く、堪らない施設ではないでしょうか。ウミガメにあまり興味がなかったという人も、いってよかったという声があがるほど大人から子供まで楽しめます。

大きなウミガメから赤ちゃんウミガメまで、大小さまざま水槽で泳いでいます。展示はウミガメが中心ですが、ほかにもお魚や海洋動物はたくさんいますよ。研究所前にある池にはなんとサメがいます。まるで池の鯉のように泳いでいるので、サメのイメージとのギャップに驚く人が多いようですよ。

ここでは観光情報を得ることもできますよ。人口、牛の頭数などを掲示しており、黒島の生活の様子を知ることができます。黒島研究所は仲本海岸から近い場所にあり、ライフジャケットの無料貸し出しが可能です。貸し出しの時に記名した申込書は、万が一の自己に備えて、海上保安庁に提出されるようです。

名称 黒島研究所
住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島136
営業時間 9:00~18:00
サイト http://www.kuroshima.org/

6.うんどうや

オーナーの運道氏が手がける「うんどうや」は、シュノーケリングツアー専門店に食堂を併設しています。2階部分はテラスになっていて、心地よい風が吹くなかで、食事やお茶ができますよ。見晴らしがよく、牧草地でゆったり過ごす牛を眺めていると、ついつい長居してしまいそうです。

お店の人気メニューは「アーサそば」。アーサとは沖縄の方言でアオサのことで、黒島の名産品です。沖縄では味噌汁やそばに入れて食べる豆腐「ゆし豆腐」も入っていますよ。ふんわりと柔らかい食感の豆腐で、やさしい豚骨だしのスープとよくあいます。アオサも豆腐も日本全国どこでも食べられますが、アーサそばは黒島でしか味わえない深みがあるのです。

マンゴーかき氷はマンゴー果肉を凍らせていて、外のデッキで食べても溶けずらくなっています。うんどうやは仲本海岸のすぐそばにあり、2階のテラスは海がきれいに見える場所です。黒島は北海道の開拓地にきているような景色ともいわれますが、ここではマンゴーと海の組み合わせで、南国気分を味わえます。

名称 うんどうや
住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島1552
営業時間 11:00〜14:00
定休日 不定休
サイト https://undoya.com/index.html

7.イコノマ

伊古桟橋のすぐそばにあるカフェ「イコノマ」。店内に足を踏み入れると、黒島にいることを忘れそうなインテリアで、海外の雑貨や家具がセンスよく配置されています。オーナーが滞在したことがあるパリとアジア雑貨のミックススタイルが、なんとも居心地のよい空間になっているのです。雑貨は一部販売もしています。

食事はカレーかトーストの2種類です。こちらもオーソドックスな八重山グルメとはひと味違い、オリジナリティがあります。パパイヤカレーは甘味とスパイシーさのバランスが絶妙です。トーストはアオサをのせたものがあり、磯の香りとトーストの相性がいいですよ。

ドリンクメニューも充実しています。八重山諸島で人気の島バナナジュースや、モロッコミントティーまで。黒島にある飲食店の多くは食堂ですので、落ち着いてお茶を飲める場所は限られますので品揃えの多さはうれしいですね。テイクアウトもできますので、伊古桟橋で海を眺めながら飲むのもおすすめですよ。

名称 イコノマ
住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島1409-1
営業時間 10:00~18:00
サイト https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47012459/

8.パーラー あ~ちゃん

食事処「パーラー あ~ちゃん」から、黒島研究所やプズマリにも歩いていける距離。他にこの付近は飲食店がほとんどなく、食事ができる貴重なお店でもあります。民宿もやっており、オーナーが星空観賞ツアーやヤシガニ獲りに案内をしてくれることも。食事で訪れたお客さんが、「次は泊まってみたい」と思うほど、ホスピタリティあふれるお店です。

八重山諸島を代表するご当地グルメ「八重山そば」は、あっさりとした豚骨味。現地では飲んだ後の締めに食べることが多いようです。ちぢれ麺、三枚肉の沖縄そばとは違い、八重山そばはストレート麺、豚肉は薄切り肉を使います。やさしい味ではあるものの、ピパーチやクースという辛味調味料を入れてアクセントを途中からいれると2種類の味を楽しめますよ。

八重山諸島でよく食べられるヤシガニをまるごと1匹使った「ヤシガニそば」。ヤシガニの味はカニのようでもあり、エビのようでもある奥深い味です。近年は生息数が激減しているようで、地区によっては捕獲禁止としているところもあるとのこと。食べてみたい!という方は今がチャンスかもしれませんよ

名称 パーラー あ~ちゃん
住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島宮里83
営業時間 10:00~18:00
サイト http://parlor.ah-chan.com/b_yashiganisoba.html

9.ハートらんど

黒島のフェリー乗り場のすぐそばの小高いに丘にある食堂「ハートらんど」。大きな牛のオブジェが目印です。一番人気メニューの「味噌そば」は、黒島伝統のしま味噌で味付けをしています。八重そばのあっさりとした豚骨だしもおいしいですが、味噌そばもコクがあって箸が止まらない味付けですよ。

オーナーが飼育するジャージー乳牛のミルクとコーヒーはなんと、食事をオーダーすると飲み放題になります。ドリンクメニューが充実しているので、カフェ利用としておとずれるのもいいですね。意外にも黒島では定番のコーヒーを飲める店はほとんどないようです。ドリンクのおともに、トーストにアイスクリームをサンドした「アイスクリームの天ぷら」もおすすめ。

もともとは船を待つ間にお茶をしたいという地元の人たちの要望に応えてできたお店であるそうです。黒島の猫が登場することもあり、猫カフェみたいにのんびりと過ごせますよ。レンタサイクルをやっているので、船を降りてすぐにここで自転車をレンタル、その後返却したあとに飲むドリンクは格別でしょう。

名称 ハートらんど
住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島466
営業時間 11:00~18:00
サイト https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47001654/

10.しま宿南来

黒島港すぐそばにある「しま宿南来」。港からは近いものの、観光スポットからははなれた場所あり、広大な場所に佇んでいるよう。しかしその分、夜は漆黒の闇の中、夜空の星はほんとうにきれいにみえます。オーナーが星空鑑賞に連れていってくれることもあるようです。

黒島は一人旅の人も多く訪れますが、南来ならみんなで一度に集まって楽しく食事ができますよ。その日の宿泊状況にもよりますが、バーベキューをすることもあるそうです。もちろん、一人でゆっくりしずかな黒島の夜を過ごすのも「なんくるないさ~(大丈夫)!」です。

沖縄ことば「ゆんたく」は、おしゃべりという意味ですが、飲み会を通して他の宿泊客と交流をするという意味でも使われます。不定期ではあるもののオーナーのお誘いがあれば、ぜひゆんたくに参加しましょう。おいしい泡盛片手に楽しいおしゃべりは、つい時間が経つのを忘れてしまうほど。オーナーのプロ並みの腕前の三線も必聴です。

名称 しま宿南来
住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島412
サイト https://nankuru.biz/

ハートフルな離島でのんびりと過ごしてみませんか

黒島のおすすめ観光スポット&グルメ10選をお届けしました。気になるスポットはありましたか。黒島に渡る観光客はまだまだ少ないので、どの観光スポットも穴場です。しかし、たとえ人気スポットになっても、黒島の島民のみなさんのあたたかいおもてなしは変わらないことでしょう。潮風でふるびたレンタサイクルやお店の不定休の多さも人のあたたかさも、離島ならでは。たまにはのんびりと観光するのもいかがでしょう

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