最終更新日時 2019/02/27

広島県尾道市・福山市は、広島県の南部に位置する「海辺の街」です。両市は、映画や小説など、多くの芸術家にインスピレーションを与えてきた土地でもあります。また、「しまなみ海道」は、ここ広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約70kmの自転車道。日本で初めての長い海峡を横断する自転車道でのサイクリングは、普段サイクリングをされない方も気に入る絶景とさわやかな風が気持ちいいプライレスな体験ができる場所でもあります。
今回は、こんな“海”が身近にある尾道市と福山市からおススメの旅館をご紹介します。

1.汀邸 遠音近音

汀邸 遠音近音景出典:Relux|汀邸 遠音近音

汀邸 遠音近音がある福山市鞆地区は、名勝「鞆の浦」がある街としても有名ですね。ジブリ映画「崖の上のポニョ」やTVドラマ「流星ワゴン」と国内でも多くの作品の舞台にもなっており、その人気は国内だけに留まらず「X-メン」シリーズでヒュー・ジャックマン主演の「ウルヴァリン:SAMURAI」で海外映画の作品の舞台にもなるなど、海外からも注目される観光スポットになっています。
このような世界が注目する鞆の浦観光の際の絶好の立地にあるのが、旅館・汀邸 遠音近音です。古くは万葉集にも歌われた鞆の浦ですが、古から人々が行き来する街に江戸時代にオープンされて以来、多くの旅人を癒してきた老舗旅館でもあるのです。

汀邸 遠音近音景出典:Relux|汀邸 遠音近音

ここでは、海を間近に感じながらの極上のおもてなしが約束されています。アーリーチェックインは15時から、レイトチェックアウトは11時まで。長い時間をステキなお部屋でゆっくりできるのは、丁寧なホスピタリティが自慢のこちらのお宿ならではの配慮です。また、まるで海の上にぷかりと浮いているような絶景は、日々の疲れもきっと癒してくれるはず。全ての客室にはオーシャンビューの露天風呂が備えられており、波の音をBGMにゆったりとお風呂に入ることも可能です。さらに、貸切露天風呂も2つ用意されているので、ご家族連れや大きなお風呂でゆっくり・ゆったりしたバスタイムを堪能したい方には、貸切露天風呂も利用されることもおススメです。

汀邸 遠音近音出典:Relux|汀邸 遠音近音

魅力は、なんと言っても広い広い海を見ながらの、採れたてピチピチの海鮮料理です。料理長が腕によりをかけて捌かれるお魚は、どれも繊細で、鮮度を活かした絶品料理なのです。その時その時でその日一番の“旬”の海鮮が食べられるのは、海が近い鞆の浦ならではないでしょうか。もちろん、お部屋食でも対応していただけるため、お部屋でゆっくり大切な家族やパートナーと、おいしい海鮮お料理の数々に舌鼓を打つことも可能です。

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2.西山別館

西山別館出典:Relux|西山別館

尾道にある西山別館は、昭和18年創業の天皇陛下や文豪に愛された、尾道を代表する老舗旅館です。レトロで趣きある建物は、多くの人に愛された当時のままの姿を残しており、激動の昭和の時代を現代に伝えてくれようとしています。また、こちらのお宿は全部で8室の離れも擁しており、海を望む広い広い庭の中に点在するように建てられているこの離れの客室は、芸能人の方も好んで宿泊される理由がよく分かるひっそりとしたプライベート感が保たれています。静かで非常に落ち着いた雰囲気は、ゆったりした宿泊を好まれる方や、歴史的な建物がお好きな方にぴったりのお宿です。

西山別館出典:Relux|西山別館

こちらの魅力は、数々のCMや歴史の舞台にもなったその客室の趣きある雰囲気です。例えば、離れ「松風」は、矢沢永吉さん出演のサントリープレミアムモルツのCMに使用されました。また、離れ「朝日」は、ソフトバンクCMに使用されたり、囲碁・本因坊戦の対局が行われた名実ともに雰囲気溢れる客室です。
尾道は多くの芸術家に愛された地であり、多くの小説や映画の作品の舞台になってきました。映画や文学がお好きな方にとっては、大好きな作家や作品が生まれた場所やこんなお部屋に泊まることで、作家や作品への愛をより一層深めることができるかもしれません。

西山別館出典:Relux|西山別館

ここでは、瀬戸内海の新鮮な海鮮を使用した伝統的な和食料理を頂くことができます。潮と潮がぶつかり合う場所でもある尾道の海は、そんな潮の流れの中で元気に泳いでいたぴちぴちのお魚がいっぱい獲れます。このようなしっかりと身のしまった海産物を使用した新鮮で繊細なお料理はもちろん、鱧や松茸などの地元の旬の食材を使用したお料理の数々は、老若男女問わずきっとどなたも満足していただけるはずです。

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3.登録有形文化財 竹村家本館

登録有形文化財 竹村家本館出典:Relux|登録有形文化財 竹村家本館

登録有形文化財 竹村家本館は、由緒ある割烹料亭兼旅館です。その歴史は長く、1902年(明治35年)に洋食屋からスタートしたことから始まります。1920年(大正9年)からは、今のような形の料理旅館として多くの旅人に加え、小津安二郎監督の「東京物語」ゆかりの旅館として、たくさんの映画ファンを当時のままの雰囲気で癒してきました。海外でもファンが多い小津安二郎監督作品と言うことに加え、原節子が演じたヒロインを演じたある家族の姿を丁寧に描いた作品「東京物語」は、多くのリメイク作品が作られる現在でも小津作品を代表する作品の一つです。撮影当時は監督やスタッフが泊り込みで作られたというの「東京物語」ゆかりの記念品が多く残るこちらのお宿は、小津作品好きなら一度は宿泊するべき旅館です。

出典:Relux|登録有形文化財 竹村家本館

こちらは文字通り歴史ある旅館でもあり、その建物自体が国の登録有形文化財に指定されています。客室の窓のすぐ外が海になっており、開放感ある風景が何よりの魅力。趣きがある建物でありながら、すぐそこにある瀬戸内の穏やかな海を感じられる親密な空間は、訪れる方どなたもがきっとリラックスした雰囲気を味わっていただけるはずです。家族経営ならではの大手リゾートでは味わえないスタッフの皆さんの気さくなホスピタリティに触れながら、あたたかく静かな波の音を聞いていると、すぐにここに帰ってきたい!と感じてしまいそう。また来たいと思えるこんな気持ちは、明日から忙しい日々を過ごすための何よりのエネルギーになりますね。

登録有形文化財 竹村家本館出典:Relux|登録有形文化財 竹村家本館

レストランからスタートしたこちらの旅館では、やっぱりおいしい食事が何よりの魅力です。40年以上お宿の板場に立ち続けるベテランの料理人さんたちが腕を振るい、その日その日の最高の食材で絶品料理を作られています。近海で獲れた新鮮な魚介はもちろん、旬の地元・尾道の食材をたっぷり使用したお料理はどなたも満足してお召し上がりいただけるはずです。
また、こちらのお宿では、食事のみの利用もできるため、映画がお好きな方だけでなくおいしい食事が大好きなグルメな方にも、尾道観光の際にはぜひお立ち寄りいただきたいスポットの一つです。

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4.せとうち 湊のやど

せとうち 湊のやど出典:Relux|せとうち 湊のやど

せとうち 湊のやどは、「尾道で暮らすように過ごせる」がコンセプトの一棟貸切りのお宿です。尾道市内の観光地や商店街・飲食店街にも近い好立地を誇り、全ての部屋にキッチン用品、冷蔵庫や電子レンジを完備されたキッチン、檜のお風呂が楽しんでいただける専用バスルームやリネン類が備えつけられています。

せとうち 湊のやど出典:Relux|せとうち 湊のやど

また、尾道での散策は自転車での移動がぴったり。地元の方と同じ目線でゆったりしたリズムで巡る尾道は、ありのままの尾道の姿を随所に感じることができるはずです。そんな尾道観光におススメの自転車レンタルのサービスも、こちらのお宿で利用することができます。散策が好きな達同士の旅行や、外国人の方との滞在、それぞれの自分達ならではのカスタマイズした旅先での過ごし方を求める方にはぴったりのお宿です。

出典:Relux|せとうち 湊のやど

ここでは、歴史ある建物をモダンにリノベーションしたそれぞれの棟での滞在を楽しんでいただけます。古い建物はどれも趣があり、滞在中はどこか懐かしい雰囲気を感じていただける上に、貸切のお宿ならではの自宅で過ごすようなリラックス感を感じていただけるはずです。例えば「出雲屋敷」は、出雲国松江藩のかつての役人たちの出張所の歴史を感じられる建物。また、「島居邸」は、昭和6年に建築されたレトロな擬洋風の建築を楽しんでいただけます。貸切なので他人の目を気にせず滞在でき、歴史やリノベーションされたモダンでおしゃれな建物が好きな方にはぴったりのお宿です。

せとうち 湊のやど出典:Relux|せとうち 湊のやど

それぞれの棟には備え付けのキッチンがあるので、地元の新鮮な食材や、珍しい食材でみんなでわいわい調理をすることも可能です。特にお料理が好きな方には嬉しい仕様ではないでしょうか?普段あまり料理をしない方にとっても、こんな和モダンな空間でお料理すれば、新しい“料理”の楽しみに開眼してしまうかもしれませんね!
また、こちらのお宿では絶品の朝ごはんもお召し上がり頂けます。地元で愛される尾道いなりや新鮮な白身魚のお吸い物など、尾道ならではの食事をお楽しみいただけます。

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芸術の街・尾道・福山へ行こう!

いかがだったでしょうか?
このように、それぞれの街全体が親密でどこか懐かしい雰囲気がある尾道や福山の街は、何度でも行きたくなる不思議な魅力に溢れる街でもあります。気取らず、おいしい食事がたくさんあるこんな街だからこそ、作家や監督など多くの芸術家にも愛され、数多くの作品が生まれてきたのではないでしょうか。
感銘を受けた作品の舞台を訪ねる旅から本格的なサイクリングまで、次の週末は多くの楽しみ方ができる尾道・福山へ行ってみましょう!

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