最終更新日時 2019/02/22

今回は広島に行ったら必ず訪れたい、おすすめの夜景スポットをご紹介します。広島県は、瀬戸内海の風光明媚な景色と穏やかな自然に囲まれたところで、荘厳さと華麗さを見せる宮島と、世界平和のシンボルとされる原爆ドームという、2つもの世界遺産があります。2つの世界遺産の夜景はもちろん美しいものですが、そのほかにも都市の煌めく夜景や、瀬戸内海の自然と調和した夜景を見ることができるスポットなどがあります。

黄金山

画像素材|PIXTA

広島市街中心部から南東方向の海近く、広島平野にポカリと浮かぶ島のようにあるのが、その姿から黄金富士とも呼ばれ、かつては広島湾の要衝となっていた仁保島城があった標高221.7mの黄金山です。黄金山の山頂にある展望台からは、ぐるりと広島市内から広島湾への景色が一望できて、見る方向によって趣の異なる魅力的な光景を楽しめることから、広島県内では一番人気の夜景スポットとなっています。

画像素材|PIXTA

展望台からの眺めの中でもおすすめな夜景は、ひとつは南東方向に広がる広島湾に架かるライトアップされた海田大橋と広島大橋に、両大橋と二保JCTから繋がっている広島高速2・3号線の光の帯の美しい光景です。ふたつめは、西から西北方向に広がっている広島市街中心部の煌めく街の灯りです。徒歩で向かう場合には、登山道に桜の木が約480本もあるので、花の季節に夜桜見物を兼ねて出かけるのが良いでしょう。車で向かう場合には、頂上付近に駐車上があるので、手軽に美しい夜景を楽しむことができますが、夜間23時から5時の間は車両規制が行われているので、規制時間を注意しなくてはなりません。

灰ケ峰

画像素材|PIXTA

かつては軍港として、今では臨海工業地帯として栄えている呉の街を、穏やかな瀬戸内海と共に一望出来るのが、呉中心市街地から北東方向にある標高737mの灰ケ峰です。灰ヶ峰から眺める呉市街と瀬戸内海の夜景は、中国・四国三大夜景のひとつとなっています。休山やその先に音戸の瀬戸がある半島によって呉市街は二つに分かれていて、灰ヶ峰の山頂にある測候所に隣接する展望台からは、呉港と広港が中心となっている二つの市街の、それぞれ個性のある美しい夜景を望むことができます。

画像素材|PIXTA

展望台から呉市街を眺めると、ほぼ正面に呉港を中心とした宝石箱の中を覗いているような、美しい煌めきを見せる呉の町の夜景が望めます。そして、少し目を東に向けると、広港を中心とした柔らかな煌めきがこころ和ませるような広の町の夜景が望めます。呉の宝石箱の中のような煌めき、街の光の筋がひらがなで「くれ」と読めたら、そのカップルは結ばれるという噂があるとのこと、しっかりと宝石箱の中を良く確かめて見たいものです。

千光寺公園

画像素材|PIXTA

尾道水道に沿って連なる街並みと坂の町、尾道は数多くの映画の舞台ともなっている、街全体が情緒あふれる観光スポットのようなところです。味わいのある街の中でも、一番の観光スポットとなっているのが、夜景百選、さくらの名所100選、恋人の聖地となっている千光寺公園です。千光寺公園頂上展望台からは、尾道水道に沿う尾道の街はもちろんのこと、対岸となる因島から瀬戸内海のうららかな光景を、昼も夜も堪能することができます。

画像素材|PIXTA

千光寺公園の夜景は、尾道水道沿いにひろがる街の柔らかな灯りが、こころ穏やかにさせる雰囲気を醸し出しています。対岸の因島に目を向けて行くと、向島ドックの5本のクレーンが5色にライトアップされるという、珍しくも、また幻想的な雰囲気さえうかがわれる光景を見ることができます。そして、尾道から因島、さらに今治へと向かうしまなみ街道へと目を向けると、ライトアップされた新尾道大橋の美しく輝く姿を目にすることができます。向島ドックと新尾道大橋のライトアップは、それぞれ週末など日時限定なので、出かける時には必ず予定を確認することが必要となります。

厳島神社

画像素材|PIXTA

推古天皇が即位された年に社殿が造営され、そののちには、隆盛を極めた平清盛の崇敬が篤かったのが、国宝・世界遺産となっている厳島神社です。厳島神社のある宮島は、天橋立、松島と共に日本三景のひとつに数えられているほどの絶景の地となっています。厳島神社が中心なっている宮島では、誰もが知っている大鳥居や回廊が、華やかさの中に荘厳さをも魅せる夜景となっているにもかかわらず、普段は日中のざわめきが嘘のような静まりの中に佇んでいます。

画像素材|PIXTA

宮島の陸から眺める厳島神社や宮島の夜景の美しさもすばらしいものですが、それ以上に感動できるのは、海の上からの宮島と、大鳥居、厳島神社のライトアップされた姿を眺められるナイトクルージングです。宮島からのナイトクルージングでは宮島の街並みなどの柔らかな光景と、厳島神社の荘厳で気品のある夜景を、のんびりとクルージングしながら堪能することができます。

鞆の浦

画像素材|PIXTA

江戸時代には瀬戸内海を往き来する北前船や西回り廻船の寄港地として、また、朝鮮通信使が立ち寄った地として栄えた港が、瀬戸内海のほぼ中央に位置している鞆の浦です。鞆の浦には、かつては瀬戸内海の道しるべの役割を担っていた燈籠塔(常夜燈)をはじめとして、雁木、波止場などがほぼ当時のままで残されているという、穏やかな時の流れを感じさせてくれる情緒あふれる港町です。

画像素材|PIXTA

今では鞆の浦のシンボルとなっている燈籠塔は、その役割を終えた今でもなお、夜ともなればその灯りが点ります。燈籠塔脇にある雁木に座って、柔らかな灯りの下で眺める鞆港の夜景は、港の灯りや波のゆらめきが、時の流れを忘れさせてくれ、穏やかな情景の中に溶け込んでしまうような雰囲気を醸し出しています。

広島県の見惚れるような夜景のつづきはこちら >>

特集

2019/02/14過ごす、代々木・渋谷 ー本が彩る私の時間ー 川端里恵さん【後編】

2019/02/14過ごす、代々木・渋谷 ー 本が彩る私の時間 ー 川端里恵さん【前編】

人気記事