最終更新日時 2019/03/15

朝早起きをしてカーテンを開けると、そこには一面の白い雲海。山すそを埋める雲海はずっと見ていても飽きないほど幻想的な風景です。前回の東日本編に続いて、今回は西日本にあるホテルと旅館を紹介します。

峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか(徳島県)

oboke2出典:relux|峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか

日本有数の景勝地として知られる大歩危峡。吉野川の激流によって削られた深い渓谷の美しい景色を見ることができます。「大歩危峡まんなか」は大歩危峡の渓谷沿いに建つ宿。露天風呂からは渓谷の素晴らしい景色をが望めます。

Fran滋scoさん(@fjandrade)が投稿した写真

ここで見られる雲海は川霧によるもの。吉野川から発生する川霧は渓谷を囲む山々の八合目付近まで覆ってしまうことから、地元では「八合霧」と呼ぶのだとか。川霧が山を越えて渓谷に流れ込む光景は圧巻です。川霧の絶景を楽しむポイントは宿から車で15分ほど。川霧は朝早い時間に現れるので、朝食前に見に行くことをおすすめします。

峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか
■所在地:徳島県三好市山城町西宇1644-1
■宿泊料金(参考):モダン和洋室1名あたり17,222円~(シーズンにより変動あり)

熊野古道の宿 霧の郷たかはら(和歌山県)

世界遺産に認定された熊野古道のなかでも、往時の面影を色濃く残すと人気の「中辺路ルート」。そこから徒歩2分の場所にある「霧の郷たかはら」は標高320mの高原地帯にあたり、視界を遮るものがない宿からは果無山脈が一望できます。内装にはふんだんに紀州の木材を使用。旅の疲れを癒すのにぴったりです。

shinobu.さん(@shin0bu1029)が投稿した写真

眼下の谷間には棚田と集落の風景。霧が立ち込めるとその棚田が霧の下に隠れて、宿からは雲海が見えるのです。レストランにはガーデンテラス席もあるので、朝食を食べながら眺めることも。谷間を流れる雲海は刻一刻と表情を変えて飽きることがないでしょう。

熊野古道の宿 霧の郷たかはら
■所在地:和歌山県田辺市中辺路町高原826番地
■宿泊料金(参考):朝・夕食付き1名あたり7,500円~(シーズンにより変動あり)

雲の上のホテル(高知県)

yusuhara1出典:Kohei Fujii
標高1455mにもなる四国カルスト高原を有する高知県の梼原町。町の標高が高いことから「雲の上の町ゆすはら」と呼ばれています。昼夜の温度差が激しい風のない日の朝には、周囲が雲に包まれ、町が雲海の上に浮かび上がるのだとか。

「雲の上のホテル」は東京の根津美術館などの設計で知られる建築家・ 隈研吾の設計したデザイナーズホテルです。造形的なフォルムは飛行機の翼を模したもの。雲海の上を飛ぶようなイメージなのでしょうね。内装には地元産の木材がふんだんに使われ、森林浴のような安らいだ時間が過ごせます。

雲の上のホテル
■所在地:高知県高岡郡梼原町太郎川3799-3
■宿泊料金(参考):洋室2食付3名利用料金1人あたり10,800円~(シーズンにより変動あり)

高原の隠れ家 スパ・グリネス(大分県)

aso-01出典:Delta Works

広大なカルデラ地形の阿蘇も雲海が発生することで有名です。上空と盆地の気温差により発生した濃霧が盆地の中に溜まり、上からは雲海に見えるのです。カルデラ盆地がすっぽりと雲海で覆われる光景は雄大そのもの。外輪山の緑が美しく白い雲海を縁取ります。

RP23875_1007出典:relux|高原の隠れ家 スパ・グリネス

やまなみハイウェイが九重連山に上りはじめる手前に位置する「高原の隠れ家 スパ・グリネス」からは、カルデラに立ち込める雲海と阿蘇五岳の山並みを望むことができます。客室はすべてコテージ式。木立に包まれたコテージには露天風呂を備えた部屋もあります。大自然の静寂な空気の中で、とびきりの朝が迎えられそうですね。

高原の隠れ家 スパ・グリネス
■所在地:大分県玖珠郡 九重町湯坪瀬の本628−2
■宿泊料金(参考):1室2名利用料金1人あたり7,500円~(シーズンにより変動あり)

御宿 八遇來(大分県)

Yufuin_morning_fog_01出典:Miya.m

盆地である湯布院も霧による雲海が発生しやすい場所です。白い雲海がすっぽりと湯布院の町を包み込み、山々の間に姿を隠してしまうほど。やまなみハイウェイ沿いには「狭霧台(さぎりだい)」という展望台もあり、雲海撮影スポットとして有名です。

Tetsuya Shidaさん(@tssk321)が投稿した写真

湯布院を一望する高台にある「御宿 八遇來(やぐら)」。古民家風の落ち着いた佇まいの宿です。客室は全露天風呂付きの贅沢な造り。客室や湯船から湯布院の町並みが一望できます。朝霧が出た時には、一面の雲海と、そこから顔を覗かせる湯布院岳までが一望。のんびりと湯につかりながら神秘的な風景を満喫できます。

御宿 八遇來
■所在地:大分県由布市湯布院町川上1270-81
■宿泊料金(参考):1人あたり12,000円~(シーズンにより変動あり)

夜明けとともに早起きを

雲海はいつでも見られるわけではありません。前日よりぐっと冷え込んだ朝がチャンス。空が白み始める頃から午前8時ごろくらいまでが雲海に覆われやすい時間です。ぜひ早起きをして雲海を眺めてみて下さい。

TOP画面出典:Delta Works

特集

2019/06/21泊まる、森に抱かれた大人のためのヴィラ【伊豆高原】ー宿泊体験記vol.5ー ABBA RESORTS IZU -坐漁荘

2019/06/18泊まる、歴史と異国の風が薫る宿【有馬】ー宿泊体験記vol.4ー 有馬山叢 御所別墅

人気記事