最終更新日時 2019/02/28

千葉県館山市をご存知ですか?そこは春になると一面の花畑の広がる花の街。キンセンカやなでしこなど多くの花々が街中に咲き誇ります。その周囲には北条海岸。夕日の名所であり、年に数度はダイヤモンド富士も見ることができます。夏には10,000発の花火が夜空を彩り、飽きることなくあなたの心を弾ませてくれるでしょう。この記事ではそんな銚子の魅力をたっぷりとご紹介します。

沖ノ島

スイセン

「沖ノ島」は1周1キロの小さな無人島です。元々は陸続きでしたが、関東大震災によって繋がり、以来、歩いて渡ることのできる無人島として知られるようになりました。環境省の実施する「海水浴場水質調査」では毎年、最高レベルの水質と評価されており、水中には美しい珊瑚も生息しています。スキューバダイビングではその美しい光景を鑑賞することができます。「南房総国定公園」にも指定されており、島内には南国を思わせる植物が多く自生しています島の裏手は貝殻の拾える砂浜になっており、旅の思い出に拾って帰る方もいるようです。福岡県にある同名の島とは異なり、こちらはどなたでも上陸することができるので、ぜひ、美しい無人島に足を運んでみてください。

画像素材|PIXTA

スキューバダイビングは敷居が高いという方は、シュノーケリングにチャレンジしてみてください。シュノーケリングできるスポットはいくつかあって、砂地や岩場など地形により、見られる魚が異なります。水深1、2メートルであれば、初心者の方でも潜ってイソギンチャクなどに潜む小さなお魚を見つけられるのではないでしょうか。ただしその際は、フィンで珊瑚などを傷つけないよう十分に注意してくださいね。また、比較的穏やかな海域ではありますが、穏やかな波や流れであっても魚を探しているうちにいつの間にか進んでいたりするので、時折、陸地の位置を確認してください。ちなみに、シュノーケリングツアーを行っている現地のショップもあるので、不安な方は利用すると良いでしょう。

施設名 沖ノ島
所在地 千葉県館山市館山1563
公式サイトURL http://tateyamacity.com/archives/215

館山市立博物館

勝山城博物館

こちらの博物館では、安房地方を170年に渡って支配してきた里見氏を主軸に、海との関わりの中で育まれてきた安房地方の歴史を学ぶことができます。「本館民俗展示室」では、この地域でポピュラーだった分棟型の民家を再現しており、実際に触れながら安房の歴史を感じることができます。博物館の分館として利用されている「館山城」は戦国大名里見氏が最後に居住した城であり、現在では曲亭馬琴の記した「南総里見八犬伝」の版本やその人気ぶりを伺える資料を保管しています。

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「館山城」は、館山湾に面した小高い丘の上に建てられているお城です。場所は房総半島の南西端に位置し、標高は60メートル以上あるため、城から見る眺望が素晴らしいと評判となっています。また、周りは城山公園として整備されており、館山駅からバスで10分ほど、また駐車場も無料と言うこともあり、市民の憩いの場ともなっています。いっぽう、少し離れた場所にある「渚の博物館」では重要有形民俗文化財の「房総半島の漁撈用具」など魚村の生活に使われていた道具などを紹介しています。こちらの別館は入場料は無料なので、合わせて立ち寄ってみるのもおすすめです。

施設名 館山市立博物館
所在地 千葉県館山市館山351−2
営業時間 9:00~16:45
公式サイトURL http://www.chiba-web.com/chibahaku/36/

安房神社

Healing Buddha Shrine / 薬師本殿(やくしほんでん) / 醫王殿(いおうでん)

日本の産業創始の神・天太玉命を祀っており、ものつくりや事業繁栄、商売繁盛などにご利益があるとされています。さらに、天太玉命が強いリーダーシップを発揮した神であったことからリーダーシップを授ける神であるともされています。鳥居横にある社号標は東郷平八郎による揮毫で、昭和8年に建てられました。参道は桜の名所としても知られており、4月上旬には桜花祭も開催されます。売店では各種お守りの他、スマートフォンに貼れる「スマートフォン守」や様々な運気をそれ一つで上げてくれる「神気守」などユニークなアイテムも販売されているので、ぜひお立ち寄りください。

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ちなみに安房神社の見所には、樹齢500年と言われる御神木があります。近寄って見上げてみると、聖らかな空気が流れているような気がします。また、同じく境内にある厳島社も見所のひとつ。上の宮の前に鎮座する巨大な海食岩です。荒々しい岩肌をよく見ると、岩の中に末社がまつられているのがわかります。こちらからも並々ならぬパワーが感じられるのではないでしょうか。参拝が終わったら、展望台にもぜひお立ち寄りください。展望台からは、房総の海や鋸山などの山々を眺めることが出来ます。天気が良ければ富士山も拝めますよ。

施設名 安房神社
所在地 千葉県館山市大神宮589
公式サイトURL http://www.awajinjya.org/index.htm

房総フラワーライン

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「房総フラワーライン」とは館山市下町交差点から南房総市和田町まで続く46キロの道のことです。名前の通り、春には菜の花やポピー、夏にはマリーゴールドなどの花々が道脇に咲き誇り、「須崎灯台」や「館山ファミリーパーク」、「館山いちご狩りセンター」などの観光スポットが数多くあります。長く続く道の中でも伊戸から相浜までの6キロは「日本の道百選」にも選ばれており、平砂浦海岸沿いには美しいクロマツ林が広がっています。

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道中には花摘みのできるスポットもあり、車を停めて写真を撮るのもおすすめの楽しみ方です。テレビにも紹介されたため、その花々をカメラにおさめようと、多くの観光客が訪れています。真っ青の空と、鮮やかな黄色の葉の花の組み合わせは、見ているだけでも元気になれますよね。ちなみにお帰りの際には「不老山薬師温泉」に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。メタほう酸泉・メタ珪酸泉・重炭酸ソーダ泉が含まれたお湯は、お肌をつるつるにしてくれると評判です。刺激のないまろやかなお湯なので、安心ですよ。駐車場も完備しています。

施設名 房総フラワーライン
公式サイトURL http://tateyamacity.com/archives/292

北条海岸

北条海岸

美しい夕日を見たいという方には「北条海岸」がおすすめです。別名「鏡ヶ浦」とも呼ばれる程に波の音が静かで、カップルでロマンチックに過ごすのにおすすめのスポットです。空気が澄み切っていれば、富士山のシルエットを拝むこともでき、年に数回は富士山の上に太陽が沈む「ダイヤモンド富士」を見ることもできます。毎年8月8日には「館山湾花火大会」も催され、約10,000発の美しい花火が夜空を彩ります。花火大会と同時開催される「花火とフラメンコ」では全国学生フラメンコ連盟によるダンスが披露され、大会をより一層盛り上げてくれます。夏季にはマリンスポーツも盛んに行われており、大勢のサーファーで賑わうスポットです。

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また、不定期ではありますが、北条海岸BEACHマーケットという大きなイベントも開かれています。ちなみに、スタンドアップパドルというスポーツはご存じですか?ハワイ発のスポーツで、最近何かと話題となっていますよね。サーフボードより少し大きめの板を使うのですが、パドルやオールを使ってクルージングやカヤックをしたり、板の上でヨガを行ったりとさまざまなアクティビティが行えるのです。ここ北条には、千葉ではまだ少ないスタンドアップパドルのレクチャーを行ってくれるショップがあります。お洒落できれいなショップにはカフェも併設。話題のアクティビティをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

施設名 北条海岸
所在地 千葉県館山市湊
公式サイトURL http://www.city.tateyama.chiba.jp/shoukan/page100086.html

赤山地下壕跡

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全国的にも大き目の全長1,6キロの壕です。館山海軍航空隊の防空壕として使用されており、壕内にはその当時の発電所跡などを見ることができます。入壕の際にはヘルメットと懐中電灯を手渡され、真っ暗な塹壕内を僅かな灯りのみで、一時間程度かけて探検することになります。他の観光スポットに比べれば訪れる人も少なく、ひんやりとした壕内の空気も相まって探検気分を味わうことができるスポットです。入壕料も200円と安価ですが、「たてやま周遊券」を利用することもできるので、お持ちの方はぜひ、ご利用ください。

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こちらの地下壕は、凝灰岩質砂岩の中に掘られたもので、つるはしで手彫りされた形跡を見て取ることができます。全国に点在する地下壕と比較すると小さな壕ではあるものの、司令部はもちろん、戦闘指揮所・兵舎・病院・航空機部品格納庫・兵器貯蔵庫・燃料貯蔵庫などの施設があったと考えられています。なお、小さなお子様が理解するのはまだ難しいかもしれませんが、懐中電灯片手に洞窟を進んでいくだけでも、体験気分が味わえ喜んでもらえるはずです。教科書では得られないリアルな体験や学習の機会なので、お子様にもおすすめです。

施設名 赤山地下壕跡
所在地 千葉県館山市 宮城192-2
営業時間 9:30~16:00
公式サイトURL http://www.city.tateyama.chiba.jp/syougaigaku/page001892.html

萬徳寺

萬徳寺山門(清洲城馬掛門?)

体長約16メートルの「釈迦涅槃仏」は世界最大級のもので、釈迦の最後の姿を表現したものです。本堂などはなく、立て看板があるのみの簡単な寺になっています。周囲の雰囲気も相まって、日本にいることを忘れてしまうような独特の雰囲気があり、まるで東南アジアにいるかのような感覚を味わうことができます。

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ちなみに涅槃仏とは、写真の通り釈迦が横たわっている姿を表現したもので、仏教においては悟りのなかでも最高の境地とされているのです。このあと、お釈迦様は極楽浄土に向かわれるのですが、日本全国探してもこういった涅槃物は決して多くはないので、ぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか。ちなみに、「釈迦涅槃仏」の足の裏を触ると願いが叶うと言われています。お参りの際には先に線香を供え、周囲を三周してから触るようにしましょう。

施設名 萬徳寺
所在地 千葉県館山市洲宮1571
営業時間 9:00~17:00
公式サイトURL http://tateyamacity.com/archives/2729

野島崎

野島埼灯台

「野島崎灯台」は日本最古の洋式灯台の一つで、最上階は展望台になっています。灯台の周辺は遊歩道が整備された公園になっており、ベンチからは海を見ることができます。どの時間帯でも太陽の陽が射すので、朝日と夕焼けのどちらの時間帯を見るのにもおすすめです。遊歩道を歩けば一周20分で回ることができ、気軽に散策してみるのも良いかもしれません。灯台近くの「きらりん館」では灯台の歴史や航路標識業務の紹介をしており、フランス製のフレネル式のレンズが置かれています。他にも彫刻家・太田雅典によるアート作品なども展示されています。

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ちなみに遊歩道をすすんでいくと「伝説の岩屋」という、何やら気になるスポットがあります。中を覗いてみると、半漁人のような不思議なルックスのタコの造形物が。もともとは安房に逃れてきた源頼朝の隠れ岩屋とされてきたのですが、今は、深海に棲むという創造の大蛸(おおだこ)が祀られているのです。夕日もきれいですがこちらも必見ですよ。なお、野島崎を島の上からだけでなく海から楽しむ方法もあります。それは、遊覧船にのる方法。船底がガラス張りの船が運行されているので、お魚が泳ぐ姿を見ることができます。

施設名 野島崎
所在地 千葉県南房総市白浜町白浜627−9
公式サイトURL http://www.city.minamiboso.chiba.jp/0000000029.html

千倉

8.9 Japan quake︱日本8.9震災教我們的事

南房総は気候が冬でも温暖なことから「千倉」では例年、たくさんの花々が咲き誇ります。特に川口地区から白間津地区街中では多くの花畑が広がり、「房総エコーライン」近くでは露天の花売りも並びます。こちらでは花摘みを受け付けており、1月中旬から3月末まではキンセンカやなでしこ、ベニジューム、ポピーなどの花摘みをすることができます。すぐ近くには海もあるので、花畑とのコントラストを写真に収めるのもおすすめの楽しみ方です。

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とくに、海と花を同時に見られる「平磯地区花畑」は人気のスポットとなっています。近隣の飲食店ではキンギョソウやキンセンカなどの食用花を用いた料理を提供しているお店もあるので、合わせて立ち寄ってみるのおすすめです。いっぽう、新鮮な海の幸がいただけると人気なのが、道の駅ちくら「潮騒王国」。レストランはもちろん、アジ、サバ、サンマ、キンメダイなどの干物も販売されており、お土産探しも楽しめます。大型のすべり台も設置された広大な芝生広場からは、開放感抜群の海はもちろん、漁船のレプリカも置かれており、お子様連れにもおすすめです。

施設名 千倉
公式サイトURL http://chikurakankokyokai.com/

大房岬

View / 景色(けしき)

南房総市の最西端に位置する岬です。岬は小山になっており、森林浴や海水浴、登山などのレジャーを一度に楽しめるスポットなので小さな子どもを連れてのレジャーにおすすめです。キャンプ場のある「大房岬自然公園」は森林セラピー基地認定実験の会場にも設定されており、園内の森林全域が森林セラピー基地に認定されています。保護者の方なら森の中でのんびりと過ごし、自然のセラピーを堪能するのもおすすめです。

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夏季にはビジターセンター主催のナイトツアーも催され、自然公園内に生息するアナグマやコウモリ、夜闇に紛れて大群で移動するアカテガニを観察することができます。同時に都会では見られないような美しい星空も。自然と触れる貴重な機会なのでお子様連れには特におすすめいたします。「関東富士見百景」にも選ばれた館山湾の美しい夜景を眺めながら、夜の自然を楽しみましょう。また、不定期ですが、『岬の秘境探検』として不思議な伝説の残る弁財天洞窟の探索イベントも。非日常的な体験に大人も楽しめることでしょう。

施設名 大房岬
所在地 千葉県南房総市富浦町多田良1212−29
公式サイトURL http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/8647

花畑の広がる街へ足を伸ばしてみませんか?

館山は自然の魅力あふれる観光スポットです。首都圏からも近く、頑張れば、土日にも足を運べるので友人や恋人とのデートにも利用してくださいね。春には花摘み体験もできるので女性同士で出かけてみるのもおすすめの楽しみ方です。また、大房岬まで足を伸ばせば、大自然を探検するナイトツアーも実施しています。館山にはきっとあなたの心を潤してくれるたくさんの素敵な体験が待っていることでしょう。

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