最終更新日時 2019/08/30

忙しい日々の合間を縫って、今日もどこか素敵な場所で自分らしく過ごすオトナたちーー。あなたも、気になっていたあのお店や、一度行ってみたかったあの街へ、”あなたらしさ”を見つけに、おでかけしてみませんか?

今回のテーマは、新宿のゴールデン街をつくる人たち。多くの老舗バーがあつまるこの街で、若くして人気バー「The OPEN BOOK」を経営する田中開さんに、私たちはお話を伺いました。前編では、まず田中さんついて。後編では、田中さんも足しげく通うバー「SKALVA」と「ひしょう」で話を伺いました。

ゴールデン街唯一の、レモンサワーの専門店を

新宿三丁目駅を降りて数分。すこし路地に入ると華やかな道が続いている。どこか時代が止まったような雰囲気漂うゴールデン街に、レモンサワーを看板に掲げた「The OPEN BOOK」があった。

「ゴールデン街にはなかったから、売れそうだと思って」

レモンサワーが特別好きなわけではない、と田中さん。
なんでも、もともとゴールデン街で学生の時からアルバイトをしていたため、この街にはよく来ていたそう。
ゴールデン街になかったお店ということで、美味しいレモンサワーのレシピにこだわり、今のメニューに行き着いた。

「ふつーに美味しいレモンサワーをつくろうよ」
そんな想いで、1種類のレモンで、レモンサワーだけのこだわりのメニューをつらぬいている。

ゴールデン街は、どういう街ですか?
「飲屋街。ズラーって並んでる。昔ながらのお店も新しいお店もある。」

なぜお店をだそうと思われたんですか?
「24歳の年、2016年3月14日にオープンした」
「就活は1日説明会でいった。自由でいいていったのに周りがスーツだったけど、空気をよむとか俺に求めないでほしい」

お店をつくろうという想いは前からあったんですか?
「全然。やんなきゃいけない雰囲気になった、仕事がなかったから」

その勇気がすごいですね
「バイトはゴールデン街の”しの”っていう店にいた。だからいけるだろうと思って」

しののママも、ひしょう(後編にて登場)のママも、個性あふれていますよね。
「レジェンドですよね。めっちゃやさしいですよ」

レモンサワーは、甘くてフルーティ。店内には本がびっしり置いてあり、メニューもレシピも原稿用紙に。

グラスは大きいですね。飲みにくるかたは、どういうシーンでの利用が多いですか?
「うちははしご少ないですよ、ゴールデン街を知ってるというよりかは店を知ってくる」

本の借り方はどういうシステムなんですか?
「口頭で借りて、持って帰って、それを返しにまた飲みに来てくれる」
「返さない人も死ぬほどいるけどね。」

いろんな本がありますよね
「祖父の本と僕が個人的に持ってる本がここにはある。読みながら飲んでも良いし、使い方はあまり決めてない。」
「本の貸し借りは、相手をみてやる感じ」

レモンサワーは二の次

「The OPEN BOOK」という名前の由来は?
「レモンサワーはあとで良い。レモンサワーの店ではない、という想いから」

構想はどこから持ち上がってきたんですか?
「祖父の本を持っていて、自分は著作権の相続者。こういうオープンな場所にだして、知ってもらいたい。やるんだったら貸せるようにしよう、と思った」

お孫さんが引き継いでるというのは嬉しいですね。
「祖父とは小2まで一緒に住んでいた。管理者だと知ったのは、6年前、母が死んだ時のこと。」

祖父の本は好きでした?
「あんまり読まなかったけど、そういう立場になって初めて読んだ」

「本のファンの方もいらっしゃる」
田中さんが店をオープンしてからは、田中さんが信頼できるお客さんに向けて貸し出しを行なっている。

ゴールデン街の一角に静かに佇むThe OPEN BOOKは、運命の本と巡りあうかもしれない、人の思いと本をつなぐバーであった。
次回・後編では、田中さんの普段いく、ゴールデン街のバーを通じて街の魅力に迫ります。

店名 The OPEN BOOK
電話番号 080-4112-0273
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-1-6

The OPEN BOOK

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