最終更新日時 2019/02/22

山形県は、蔵王山や吾妻山に代表されるように、山の多い県です。しかし、山によって町が分けられたことから、それぞれ町ごとに独自の特色があります。温泉の湧きだす源泉の数も多く、山形県に行けば様々な温泉に浸かることができます。そこで今回は、山形県に行ったら入りたい、オススメの温泉地をご紹介します。

銀山温泉

画像素材|PIXTA

山形県で人気が高いのが、銀山温泉です。NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで、一気に有名になりました。元々は銀山で栄えた土地のためこの名前がつきました。銀山が衰退してからは湯治客相手の生活をし、大正、昭和と発展してきました。泉質は塩化物・硫酸塩温泉です。切り傷や火傷、筋肉痛、動脈硬化、冷え症などに効果があるとされています。

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銀山温泉の魅力は、泉質もさることながら、その美しい町並みです。大正から昭和にかけてのノスタルジックな建物が並びます。当時としてはモダンな、外装にもこだわった三層四層の木造家屋、川にかかる橋、歩道に並ぶガス灯など、とても絵になる町並みです。昭和61年には「銀山温泉家並保存条例」が制定され、風情ある町並みを保存し、観光に力を入れる取り組みもされています。

蔵王温泉(ざおうおんせん)

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蔵王温泉は開湯1900年という日本屈指の歴史ある温泉です。山深い場所にありますが、古くから登山客たちの間でにぎわってきました。大正時代にはアクセスのための道路の開通、昭和時代にはスキー場もオープンし、観光客を出迎えます。泉質は強酸性の硫黄泉です。肌の殺菌作用や、皮膚を強くする作用があり、血行促進にも効果があり、美肌の湯と呼ばれています。温泉街には宿泊施設の他にも、共同浴場や足湯、日帰りの温泉施設もあり、自分のプランに合わせて温泉を楽しむことが出来ます。

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蔵王で外せないのが、樹氷です。冬だけの限定ではありますが、樹氷目当てに訪れる観光客が沢山います。樹氷が作られるのは、だいたい1~2月頃。シベリアからの北風が、日本海で沢山の水蒸気を含んだ状態でやってきます。凍らずに水滴状態で降ったものが木にくっつき、着氷し、そのすきまに多くの雪がとりこまれ、それが重なり大きくなっていくのが樹氷です。まるで雪のモンスターのような迫力ある姿を、ロープウェイを使って楽しめるのが蔵王の魅力です。

白布温泉(しらぶおんせん)

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霧氷のできる場所、という意味をアイヌ語で「シラブ」といい、そこから白布温泉と名づけられたという説があります。標高900メートルの吾妻山北西側に位置し、冬は雪深く、秘境の雰囲気漂う温泉地です。湯治場として400年を越える歴史があります。江戸時代には福島の高湯温泉、山形の蔵王温泉と共に奥羽三高湯に数えられました。泉質は塩化物泉で、動脈硬化、慢性婦人病、うちみ、冷え症、切り傷などに効果があると言われています。湯量も多く、源泉かけ流しの温泉が多いのも特徴です。

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かつては茅葺屋根の老舗旅館が人々を惹きつけていましたが、2000年に起きた火災により、現在、茅葺屋根が残るのは西屋旅館のみとなっています。山奥にあり自然豊かな白布温泉で楽しみたいのが、白布大滝です。新緑や紅葉の時期が特に人気で、しぶきを上げて流れ落ちる迫力ある滝を楽しめます。滝を見るには、少し急勾配の坂を降りなければならず、足元が滑りやすいため、年配の方やお子様連れの方は注意が必要です。

小野川温泉

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小野川温泉は山形県米沢市にあります。米沢の市街地からも近くアクセスが良く便利です。毎年6月から7月には、温泉街でほたる祭りが開催されます。数万匹の源氏ボタル、平家ホタル、姫ホタルが河表を飛ぶ様子を見に、多くの人で賑わいます。開湯は836年、小野小町が京都から東北に向かう途中、病に倒れた際に偶然発見したと言われています。また、戦国時代には伊達政宗も湯に浸かったとされています。

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また米沢市では小野川温泉に近い水田にて、平成18年より毎年田んぼアートを行っています。初年はゆかりの深い小野小町でした。それから毎年、上杉謙信、直江兼続、伊達政宗などを描いています。5月末頃に田植え体験として、沢山の人が集まり田植えを行います。そして10月初旬に多くの人を集めた稲刈りが行われます。体験に参加したい場合は、ホームページで募集をしているので、興味あれば覗いてみて下さい。
米沢市田んぼアート http://tanbo-art.com/

湯野浜温泉

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山形県湯野浜温泉は、鶴岡市の西部、日本海に面した温泉郷です。1053年頃に漁夫が温浴している亀を見て温泉を見つけ、「亀の湯」と名づけたという故事があり、元々は亀の湯という名前でした。海沿いにホテル、旅館が立ち並び、お宿によっては入浴しながら日本海の夕日を楽しめます。リゾート地としても有名で、夏は海水浴やマリンスポーツを楽しめます。泉質は塩化物温泉で、慢性胃腸病、神経痛、火傷、慢性婦人病に効果があるとされています。

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海に近い土地柄、海の幸が豊富です。魚介類を名物料理とする温泉宿が多くありますので、温泉や景色を楽しむと共に、新鮮な海の幸に舌鼓をうってみてはいかがでしょうか。また、湯野浜温泉には上区共同浴場と下句共同浴場の、2つの共同浴場があるので、泊まらずとも温泉を楽しむことが出来ます。下句共同浴場の前には立派な足湯もあり、気軽に温泉に入れますよ。

さらに山形の温泉地をご紹介します

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