最終更新日時 2018/12/22 18:24

青森は絶景の宝庫。本州北端にある自然の生み出す造形美は、この地ならではの気候や長い年月によって育まれたもの。そこには、まるで自然というアーティストによるクリエイティブな世界が広がっているようです。うっとりするような感動がある青森の絶景を見てみませんか。

奥入瀬渓流

青森?奥入瀬渓流_06

奥入瀬渓流は、青森を代表する絶景の地。十和田湖畔の子ノ口から焼山へと続く約14kmの渓流で、深い森に包まれ、迫る断崖も見ることができます。渓流に沿って散策道が整備されているので、車ではもちろん、健脚なら歩いて散策すれば、渓谷の森林に包まれて清々しい心地になれそうです。奥入瀬渓流のなかでは、三乱の流れも必見のスポット。ゆったりとした流れのなかに、ぽつぽつと顔をのぞかせる岩。その見事な配置バランスに、自然が生み出す景色のすごさに驚きます。こちらは、撮影スポットとしても人気があります。

奥入瀬渓流 7

奥入瀬渓流には数々の滝や渓谷がありますが、なかでも見ておきたいのが銚子大滝です。奥入瀬渓流本流にある唯一の滝で、高さ7m、幅20mの広がりのある姿は躍動感があります。天気によっては、滝の水しぶきに日差しが差し込み、きらきらときらめく光の筋が生まれ、その光景は神秘的。芽吹きの春、青々しい緑あふれる夏、そして紅葉の秋、さらに氷瀑の冬。いつ訪れても自然の豊かさいっぱいで迎えてくれる渓流です。

住所 青森県十和田市大字奥瀬
問い 0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)
参考 http://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/

白神山地

Untitled

世界最大級の原生的なブナ林が分布することで知られる白神山地。ここには、ほかにはない青森屈指の絶景があるといっても過言ではありません。手つかずの自然環境のもと、さまざまな動植物が生息し、その生態系が保たれている山地帯。約13万ヘクタールにおよぶ広大な地は、その一部が世界遺産に登録されています。標高1000~1200mの山々、深い谷、急勾配の谷壁、滝など、白神山地はまるで森林の博物館のように美しい姿をたっぷりと見せてくれます。

Untitled

白神山地の世界自然遺産登録地域内には、一般向けの遊歩道もあるので、自然の環境やそこにあるブナ林を見ることもできます。残雪のある早春に訪れたなら、ブナの芽吹き、そして、「春の妖精」とも称されるスプリングエフェメラル、林床植物の春めく姿も見ることができるでしょう。過去に伐採された形跡のないブナ林では、稚樹、老木、枯損木とそれぞれに至る移り変わりも目にすることができます。神秘的なブナ林は、心に残る絶景になるでしょう。

住所 青森県南西部から秋田県北西部にまたがる地域
問い 0172-85-2810(白神山地ビジターセンター)
参考 http://www.shirakami-visitor.jp/

八甲田山

八甲田山

青森で1年を通して見事な景色に出会えるといえば、八甲田山。八甲田連峰の総称で、青森駅から車で約1時間というアクセスのよさもあり、観光でも訪れやすいところです。八甲田山の植生は、標高1000mまではブナ林、それ以上はアオモリトドマツなどの針葉樹、そして、標高1400mを超えると高山帯となって低木が生い茂っている豊かな植生です。こうした八甲田山の姿を見る絶景スポットの一つが睡蓮沼。初夏はミズバショウが咲き、秋は八甲田山の見事な彩りを見ることができます。

3 Peaks Hakkoda

青森の絶景といえば「スノーモンスター」、すなわち、八甲田山の樹氷をお忘れなく。1月から2月頃に見ることができる真っ白な怪物は、この地ならではの風物詩でしょう。アオモリトドマツに雪や氷があたって少しずつ大きくなってでき上がった樹氷は、さまざまな形。まさに自然の生み出す造形美です。白銀の壮観な景色は、目に納めておきたい絶景でしょう。八甲田山の樹氷を見るには、標高約1320mまでのぼれるロープウェーからも可能です。あるいは、樹氷を散策するツアーなども催されています。

住所 青森県青森市八甲田山
問い 017-738-0343(八甲田ロープウェー)
参考 http://www.hakkoda-ropeway.jp/

十和田湖

十和田湖

十和田湖も青森を代表する景勝地です。十和田八幡平国立公園にある美しい湖は、およそ20万年前に始まった火山の噴火によって形づくられたくぼみに、年月をかけて雨水が貯まってできたカルデラ湖。鏡のような湖面に映し出される周辺の山々は絶景といえるでしょう。標高1011mのところにある御鼻部山展望台からも、開放的な景色をのぞむことができます。十和田湖では、周囲の自然もあふれ、夏の緑、秋の黄色、冬の白銀と四季折々の姿を楽しめるのも魅力。カメラを片手に、絶景の瞬間を求めて訪れてみてはいかがでしょう。

十和田湖夕景

十和田湖は季節だけでなく、1日のうちでも刻々とその姿が変わります。朝焼けや靄がかかった幻想的な光景をはじめ、日中の爽快な姿、さらには、夕暮れ時に訪れて、空に映し出される茜色や山のシルエットとともに十和田湖を眺めるのも素敵です。とくに夕刻は、一瞬で過ぎ去ってしまうのですが、刻々と変化するその光景に思わず目を奪われるでしょう。沈む夕陽を受けて、十和田湖の水面や周辺が黄金色に染まるひと時もあるそうです。

住所 青森県十和田市、秋田県鹿角郡小坂町
問い 0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)
参考 http://towadako.or.jp/towadako-oirase/

大間崎

IMG_1769.jpg

本州最北端の地、大間崎もまた、素敵な景色に出会える地。目の前に広がるのは津軽海峡、その約17.5km先には北海道函館市の汐首岬があり、天候がよければ、なんと五稜郭タワーが見えることもあるそうです。また、津軽海峡の沖合600mのところには、小さな弁天島もあり、こちらはカモメなど海鳥の大繁殖地で、約2万羽も生息しています。そこには大間崎灯台も。海とカモメと灯台と…。絵に描いたような本州最北端の絶景はいかがですか。

住所 青森県下北郡大間町大間大間平17-1
問い 0175-37-2233(大間町観光協会)
参考 http://oma-wide.net/menu/omazaki/

続きを読む >>

特集

2018/12/21【連載】過ごす、代官山 -忙しい日々の合間を縫って- 佐藤杏里さん【後編】

2018/12/21【連載】過ごす、代官山 -忙しい日々の合間を縫って- 佐藤杏里さん【前編】

人気記事