最終更新日時 2019/06/14

加山雄三が愛して止まない西伊豆「堂ヶ島」。遠くに富士山が望め、沈む夕陽は言葉が出ないほどの絶景です。日本版青の洞窟「天窓洞」をはじめ、ミュージアムや古くから伝わる絶品グルメなど観光スポットも数多く存在します。ここでは厳選した堂ヶ島のおすすめ観光スポット10選をご紹介します。

堂ヶ島でおすすめの定番スポット5選

1. 堂ヶ島天窓洞

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「堂ヶ島天窓洞(どうがしまてんどそうどう)」は堂ヶ島を代表する名所です。柔らかい凝灰岩でできた岩を波が浸食して洞窟になったもので、中へは遊覧船で入ることができます。真ん中が丸く天窓のように開いており、そこから注ぐ太陽の光が海水に差し込み、青く光る様子はとても幻想的です。まさしく日本の「青の洞窟」。洞窟への入り口は何カ所かあり、中は蜂の巣のような構造です。遊覧船は真ん中にある天窓のところまで行くので、青く光る魅惑的な風景を堪能できます。

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天窓洞へは陸上を歩いて行けます。岩山の遊歩道(「堂ヶ島遊歩道」)を歩いていると、途中に丸い大きな穴があり海面が見えます。これが天窓洞の天窓の部分で、洞窟の中を遊覧船が行き交っています。遊歩道からは残念ながら洞窟の中へは入れません。また堂ヶ島天窓は1935年(昭和10年)に国の天然記念物に指定されているほど美しいので、その自然が生み出した素晴らしい景観を海から、陸から楽しんでください。

名称 堂ヶ島天窓洞
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
営業時間 洞くつめぐり遊覧船
運行時間:8:15~16:30
サイト https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/cwincave.html

2. 三四郎島

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堂ヶ島の沖に浮かぶ4つの島が「三四郎島」です。高島、沖ノ瀬島、中ノ島、象島(伝兵衛島)の4つの島が海岸から一直線に並んでおり、見る角度によっては3つの島に見えることから三四郎島と呼ばれるようになりました。 一番海岸に近い象島(伝兵衛島は、干潮時に砂州があらわれ、海岸から歩いて渡れることで知られています。満潮時は小舟が通行できるほどの深さがありますが、大きく潮が引いたときには最大で幅30mの砂の道になります。島までの距離は200mほどで、1時間ほど足をぬらさずに渡れます。

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干潮に砂州が現れる現象をトンボロ現象といいます。あまり干満のない日には現象が現れないこともあります。潮位が30cm以下の場合は現象」が現れます。30~50cmの場合は微妙、50cm以上だと残念ながら渡れません。また悪天候の場合も通行禁止になります。 最新の潮位に関しては西伊豆町役場のホームページに掲載されていますので、事前にご確認ください。静岡県の天然記念物に指定されている三四郎島のトンボロ現象は、堂ヶ島の観光名所として外国人観光客が多く訪れています。堂ヶ島に立ち寄ったならば、ぜひ現象が現れる瞬間をご堪能ください。

名称 三四郎島
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
サイト https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/sanshirou.html

3. 堂ヶ島マリン

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堂ヶ島やその周辺の海岸線は、伊豆の火山活動で生まれた起伏に富んだ海岸線が、雄大で美しい景観を形作っています。堂ヶ島から出港する観光船クルーズ「堂ヶ島マリン」でその全貌が見渡せます。国の天然記念物、天窓洞(天窓洞の項参照)も海上からはこの観光船でしか行けません。
コースは4つ。 一番遊覧時間が短く、手軽なのが「洞くつめぐり遊覧船」です。所要時間は20分ほどで、料金は大人1200円です。10~15分ごとに就航しますので、時間の余裕があまりないけれど天窓洞だけでも見たいという人におすすめです。

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堂ヶ島クルーズも25分で天窓洞中心に、周りの景観や富士山を楽しめるおすすめのコースです。料金は1700円です。世界ジオパークに指定された伊豆半島の火山活動の片鱗を訪ねるクルーズ「ジオサイトクルーズ」や南伊豆の波勝崎付近まで足を伸ばす「千貫門クルーズ」は、地球に興味のある人にはうってつけのクルーズです。
地球の活動を間近に感じられる堂ヶ島マリン。安全でひとりでも乗船できますので、一人旅から女子旅、家族連など、多くの人におすすめできる観光船です。

名称 堂ヶ島マリン
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2060
営業時間 「洞くつめぐり」
運行時間:8:15~16:30
「堂ヶ島クルーズ」
出港時間:9:30 15:00(平日は14:30/12月~2月は午前便のみ)
「ジオサイトクルーズ」
出港時間:毎週土曜日 12:00
「千貫門クルーズ」
出港時間:平日・土曜日3便、日祝休日 4便(12月~2月 平日2便、土日祝休日3便)
サイト http://izudougasima-yuransen.com/

4. 加山雄三ミュージアム

堂ヶ島のを見下ろす高台に建つ「加山雄三ミュージアム」は、永遠の青年、加山雄三の世界を絵画、秘蔵フィルム、映画セットなどで余すことなく見せてくれるミュージアムです。 3階には誕生からのヒストリーを秘蔵映像や写真で綴る「ウエルカムギャラリー」や、映画のセットを再現し、台本やギターなどを展示した「ムービーギャラリー」などがあり、加山雄三を満喫できます。2階のシーサイドレストラン「ウィンディ」では、若大将すき焼き丼や光進丸カレーなど加山雄三にちなんだメニューがいただけます。

加山雄三は堂ヶ島の海が大好きで、自身の船「光進丸」を近くの港に係留していたほどです。それが縁で1998年堂ヶ島に加山雄三ミュージアムがオープンしました。しかし、2018年4月に「光進丸」が係留先の西伊豆町安良里港で、原因不明の火災により沈没という残念な出来事も起きてしまいました。 2階のミュージアムショップには加山雄三にちなんだキャラクター商品をはじめ、西伊豆の特産品などが勢揃い。ファンならずとも堂ヶ島観光の際には是非訪れたいスポットです。

名称 加山雄三ミュージアム
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2048-1
営業時間 8:30~16:30 (最終入館16:00)
サイト http://www.kayama-yuzo-museum.com/

5. 黄金崎クリスタルパーク

「黄金崎クリスタルパーク」は堂ヶ島より国道136号線を北に車で約10分のところにある、美術館、体験工房、ショップ、カフェレストランなどを併設したガラスのテーマパークです。黄金崎クリスタルパーク」のある西伊豆町宇久須地区は、ガラスの材料である硅石の一大産地だったことから、当時の賀茂村(現西伊豆町)が1997年(平成9年)に開設したものです。美術館には現在ガラス作品を中心に常設展示されているほか、さまざまな万華鏡の展示施設「ミラクルクリスタルワールド」では、華やかで幻想的な万華鏡の世界を楽しめます。

また、体験工房では色ガラスを組み合わせて作るステンドグラスや、透明なガラスに専用の機械で砂を吹き付け模様を描くサンドブラストなど、さまざまなガラス工芸を体験できます。指導員が優しく丁寧に教えてくれるので、子供でも簡単に制作できます。家族連れや女性旅に人気です。
お洒落なカフェ・レストラン「リリカ」はハンバーグやピザ、カレーのほかラーメン、日本そばなどバラエティ豊富なメニューが味わえます。ケーキセットなどのカフェメニューも好評です。可愛いガラス製品や万華鏡なども豊富に揃っていて、お土産やプレゼントにおすすめです。

名称 黄金崎クリスタルパーク
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2204-3
営業時間 9:00~17:00
(レストラン9:00~16:30)
サイト http://www.kuripa.co.jp/

堂ヶ島でおすすめの穴場スポット4選

1. 沢田公園露天風呂

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「沢田公園露天風呂」は堂ヶ島の対岸にある小さな岬の突端に位置する、沢田公園内にある町営の露天風呂。断崖の上にあり、夕陽が美しい露天風呂として人気です。昼間は堂ヶ島の美しい島々が眺められ、漁船や観光船が行き交うのどかな風景が楽しめます。 湯船は岩風呂が男女別に造られており、各々5人ほどが入れる大きさです。泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で、アルカリ性の温泉はよく温まります。脱衣場はありますが、シャワーや洗い場はなく、石けんやシャンプーは使用できません。

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露天風呂のある沢田公園は、海底火山の噴火で積もった軽石などの海底火山灰層が見られる公園で、白い火山灰の層が何重にも層をなしている光景は、大変貴重な自然の造形です。沢田公園露天風呂はこの海底火山灰層の上に造られています。断崖絶壁の上にあり、目の前は大海原。開放感たっぷりの露天風呂で、旅のひとときを過ごすのもまた一興です。堂ヶ島西伊豆旅行の立ち寄りスポットのひとつとしておすすめします。

名称 沢田公園露天風呂
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2817-1
営業時間 6~8月 9:00~20:00 
3~5月・9月  9:00~19:00 
10~2月  9:00~18:00
定休日:火曜日 ※天候により臨時休業有り
サイト https://www.town.nishiizu.shizuoka.jp/kakuka/kankou/kankou/onsen/sawada.html

2. 黄金崎公園

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黄金崎は堂ヶ島から国道136号線を北へ車で10分ほど、約9㎞行ったところにある小さな岬です。岬が夕陽を浴びて黄金色に輝くことから名付けられました。岬全体が公園になっており、遊歩道からは黄金に輝く岬と、大海原そして対岸にそびえる富士山が眺められます。 「黄金崎公園」には岬の先端ある展望台「富士見の丘」や三島由紀夫が当地で執筆した小説「獣の戯れ」の文学碑、お花畑、芝生の広場などがあり、それらは「黄金崎遊歩道」で結ばれています。全長は約2㎞、40分の所要時間。多少階段が多いのですが、展望台からの夕陽の美しさは唯一無二の絶景です。デートスポットとして穴場的な人気です。

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黄金崎の黄金色の崖は、火山から生まれた灰色の安山岩が地熱の作用で変色し、それが地殻変動で地上に現れたものです。一般的には「プロピライト」、「安山岩のプロピライト化」などと呼ばれています。1988年に静岡県の天然記念物に指定されています。 黄金崎へは、バスでは「黄金崎クリスタルパーク」バス停で下車し、徒歩で向かいます。車では黄金崎クリスタルパーク脇からトンネルを抜けたところにある根合駐車場か、その先岬に近い黄金崎 こがねすとパーキングへ駐車します。黄金崎クリスタルパークを訪れた際には是非立ち寄りたい名所です。

名称 黄金崎公園
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須
サイト https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/koganezaki.html

3. 沖あがり食堂

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「沖あがり食堂」は、堂ヶ島の中心部より国道136号線を南に1㎞ほど、西伊豆漁協直売所1階にある漁協直営の食事処です。目の前の仁科漁港にあがるイカや地魚にこだわった料理が味わえます。 9月から3月まで提供されるヤリイカ丼は、白飯の上に名産のヤリイカの刺身がたっぷり乗り、ツマにシソの葉が付けられた刺身定食風の丼で、西伊豆漁師のアイデアでできた名物です。ほかにもスルメイカの刺身が乗った「イカス丼」や真イカ刺身と漬けイカに卵の黄身を乗せた「イカ様丼」、漬けイカに黄身を乗せた「夕陽丼」など、イカにこだわったユニークな丼があり、観光客ばかりでなく、地元の人たちにも人気の食堂です。

「刺身定食」は、その日に水揚げされた地魚を刺身にするため、内容や値段はその日によって変わります。何か食べられるかはお楽しみです。隣接する直売所で買ったイカや伊勢エビなども、沖あがり食堂で調理(有料)してもらえます。ご飯と味噌汁をつけて定食にすることも可能です。漁協直売所「伊豆漁協仁科直売所」では、仁科のイカといわれるヤリイカ(「しずおか食セレクション」に認定)をはじめとしたさまざまなイカが充実、西伊豆であがった魚介類も豊富で、安いと評判です。干物や乾物も揃っていますので、堂ヶ島観光の土産に是非どうぞ。

名称 沖あがり食堂
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科980-6 伊豆漁港仁科直売所1F
営業時間 11:00~15:00
定休日:毎週火曜(年末年始休み)
サイト http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-420/guide/gnishina.html

4. 伊豆田子節 カネサ鰹節商店

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「伊豆田子節 カネサ鰹節商店」は創業130年になる鰹節「伊豆田子節」の製造元です。昔ながらの製法で作る鰹節は、生産量が少ないため、現地以外ではなかなか手に入らない貴重な製品です。
伊豆半島は古来よりカツオ漁が盛んで、19世紀初めには田子の隣村、安良里に四国の土佐から鰹節づくりの技法が伝わります。その後改良が重ねられ「手火山式燻乾法(てびやましきくんかんほう)」という独特の製法による鰹節が誕生し、江戸時代に伊豆半島全体で鰹節作りが行われていました。明治以降、伊豆での鰹節作りは徐々に衰退し、最後に残ったのが田子地域なのです。

カネサ鰹節店での田子節は昔ながらの「手火山式燻乾法」が用いられています。手火山式燻乾法とはカツオに当たる火の温度を人の手で測りりながら乾かしていく製法で、熟練した職人の技がおいしい鰹節を生み出します。カネサ鰹節商店は「手火山式燻乾法」にこだわった鰹節のほか、西伊豆の特産品「しおかつお」(「しおかつお」の項参照)も製造販売しています。製造見学もできますので、お店で実際に手に取って、他に換えのない西伊豆のお土産を探してみませんか。

名称 伊豆田子節 カネサ鰹節商店
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町田子600-1
営業時間 8:00~17:00 (11~3月は8:00~16:30)
サイト http://www.katsubushi.com/

きれいな夕陽に出会えましたか。

堂ヶ島の沖に浮かぶ島々、断崖絶壁、それに日本版青の洞窟「天窓洞」。地球が生んだダイナミックな造形がなんとも魅力的です。加山雄三が愛する理由も納得です。おすすめの西伊豆グルメも堪能できましたか。しかし、何といっても堂ヶ島の最大のハイライトは「夕陽」です。毎日表情を変え、決して飽きることがありません。伊豆へ旅行へ来たら是非堂ヶ島に泊まってください。きっと素晴らしい夕陽に出会えますよ。

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