最終更新日時2019/08/16

美しい城を多数見ることができる愛知は今内外からの観光客でにぎわっています。尾張名古屋は城で持つともいわれるように、名古屋は全国的に見ても城の宝庫といっていいでしょう。風情ある美しい城を見ると戦国時代、天下統一を目指した武将たちのロマンを感じます。時には歴史を追う旅も素敵です。愛知県の城巡りに出かけてみてはいかがでしょう。

愛知の一度は見ておくべき有名なお城5選

1. 名古屋城

「名古屋城」といえば名古屋のシンボル。日本100名城にも選ばれている非常に美しい城です。金のしゃちほこが有名であり、名古屋市民、愛知のほこりともいうべき存在。この城は残念ながら空襲で焼失し、現在見ることができるのは復元されたものです。しかし当時の建築通りに復元された城はまさしく名古屋のシンボルとして生まれ変わりました。

名古屋城は1615年、徳川家康が建てた城。こちらの城は国内の城の中で最も大きな延べ床面積を誇る大天守があり、本丸も非常に豪華に作られています。その大きさ、絢爛豪華な作りを現在でも見ることができます。天下統一を果たした徳川家康の大きな力をこの城で感じることができるでしょう。

名称 名古屋城
住所 愛知県名古屋市中区本丸1-1
営業時間 9:00~16:30
定休日 12月29日~31日 1月1日(4日間)
※催事等により変更となる場合があります。
サイト https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/

2. 岡崎城

「岡崎城」は天下統一を果たした徳川家康が生まれた城。徳川家康は幼少の頃、不遇な月日を送っていました。今川氏や織田氏から人質として扱われ、住まいを転々としてきたのです。徳川家康にゆかりの深いこの城は、城ファン以外に徳川家康が好きな人なども多く訪れます。当時築城された城は残っておらず、現在見ることができるのは復元されたものです。しかし当時の歴史や文化などが色濃く感じられる、歴史的価値の深い城といえるでしょう。

岡崎城を見に行くのなら、桜の季節、または夏の花火の季節がおすすめ。桜と城、花火と城のコラボレーションを見ることができます。また4月から5月にかけて咲き誇る五万石藤は圧倒的な美しさです。天守閣の2階から4階は江戸時代、岡崎がどのような様子だったかを知る歴史資料館があります。2階、3階、4階とそれぞれテーマ分けされているので見学しやすいでしょう。5階の展望台からは三河平野など美しい景色を一望できます。

名称 岡崎城
住所 愛知県岡崎市康生町561-1
営業時間 9:00~17:00(ただし、入館は16:30まで)
定休日 年末(12月29日から12月31日)
サイト https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/okazakijo/riyouannai

3. 龍泉寺城

「龍泉寺城」は1964年、龍泉寺の北側に復元された城です。元はどこにあったのか、はっきりとした位置がわかっていません。この城は弘治2年に織田信長の弟である信行が築城しました。桶狭間の戦いなどに軍事施設として利用されていました。龍泉寺は、最澄が創建したと伝えられています。

龍泉寺寺は復元されたものですが、現在も龍泉寺境内の周りには一部、堀が残されています。これは豊臣秀吉が築いたといわれるもので、太閤掘(一夜堀)と呼ばれるものです。空堀の太閤堀を見れば、この城が戦に関していかに大切な要所とされていたかがわかります。現在の模擬天守は宝物館として利用。

名称 龍泉寺城
住所 愛知県名古屋市守山区竜泉寺1-902
営業時間 日曜・祝日 9:00~15:00
サイト http://www.ryusenji.com/guide/ryusenji_castle.html

4. 犬山城

「犬山城」は日本最古の天守閣を持つ城。470年も昔に築城されたこの城は、明治維新の際にほぼ壊されてしまうのですが、天守閣はそのまま残されました。天守閣が国宝指定されている城は全国でも珍しく、たった5つしかありません。その1つがこの城です。現存する本物の天守閣を見ることができる数少ない城を見に行ってみてはいかがでしょう。

国宝の天守閣に登ることができるので、犬山城に行く機会があるのなら、ぜひ昇ってみましょう。ただし、かなり急な階段なので注意が必要です。戦国時代、信長や秀吉、家康によって城の奪い合いが繰り広げられました。その中で生き残ったこの城は、戦国時代の中で生き残った数少ない城です。

名称 犬山城
住所 愛知県犬山市犬山北古券65-2
営業時間 9:00~17:00(入場は16:30まで)
ペットは入場不可
定休日 12月29日~31日
サイト https://inuyama-castle.jp/

5. 清洲城

「清洲城」は織田信長ゆかりの城。織田信長は明智光秀の謀反により、本能寺の変でこの世を去ったとされます。信長が怒涛の如く天下を目指して走り出したスタート地点となった城。この城を拠点とし桶狭間の合戦で今川氏を破り、戦国時代のトップへ向かい一気に進んでいったのです。現在見られる天守は当時なかったものですが、この城では戦国時代の武将たちの歴史を学ぶことができます。

鎌倉街道、伊勢街道の合流地点となる清洲という地は当時、交通の要所といわれており、武将たちにとって非常に大切な場所でした。誰もが手に入れたい土地が清洲だったのです。本能寺の変で信長亡き後に、後継者を決めるための清須会議が行われたのもこの場所。徳川義直の時代、清洲城の城下町には6万人を超える人が暮らしていたといわれています。歴史の中で常に表舞台にあったこの城は、歴史的に見ても非常に価値がある城なのです。

名称 清洲城
住所 愛知県清須市朝日城屋敷1-1
営業時間 9:00~16:30
定休日 月曜 年末(12月29日~31日)
月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
但し、桜の花見期間と清洲城信長まつりの期間中は営業します。
サイト http://kiyosujyo.com/index.html

よってみたい愛知県の城跡3選

1. 小牧山城

「小牧山城」はあの織田信長が築城した城です。歴史的にも大きなポイントとなった桶狭間の戦い。その際、美濃を攻めるために作られました。この地から徐々に美濃を制していった歴史的な場所。しかしこの城が築城されてから4年後、美濃攻略に成功した信長は稲葉山城に拠点を移しました。これによりたった4年という短い年月で廃城となったのです。

現在小牧山城で見られるのは模擬天守です。しかし当時の面影を十分感じることができます。この天守などをこうしてみることができるのは、江戸時代、この山が入山禁止であったためといわれています。入山することができなかったため、土塁、井戸、虎口などが残されました。天守は模擬ですが、こうした井戸などが今に残るのは珍しいこと。信長の作った城がどんな技術で作られたのか、それを知ることができる貴重な場所です。

名称 小牧山城
住所 愛知県小牧市堀の内1-1
営業時間 9:00~16:30(入館は16:15まで)
定休日 第3木曜 年末(12月29日~31日)※ただし、祭日の場合は翌日
サイト https://www.aichi-now.jp/spots/detail/24/

2. 岩崎城

「岩崎城」は信長の父、信秀の支城でした。岩崎城の戦いと呼ばれる小牧・長久手の戦いの始まりとなった場所です。当時の城主は丹波氏次。岩崎城の戦い、あの天下分け目の大戦となった関ヶ原の合戦が終わると廃城とされました。その後整備など行われずに月日が流れましたが、岩崎城跡公園として現在見ることができます。岩崎城歴史記念館を見ると当時の戦いの系図がよくわかります。

岩崎城には水琴窟があります。これは手水鉢やつくばいの近くに釣り鐘のような形の甕をのせ、地中に埋めているものです。上の方にある穴から水を入れると、水の音が甕の内部に響ききれいな音を立てます。これは排水のために作られたものですが、その音が琴の音のように美しく、この名がつけられました。現在は2つの甕があり、この2つの音で観光客を楽しませています。

名称 岩崎城
住所 愛知県日進市岩崎町市場67
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日 月曜(祝日の場合は開館) 12月28日~1月4日
サイト http://www.mf.ccnw.ne.jp/iwasakijo/

3. 吉田城

「吉田城」は今川氏親の命により作られた城です。現在とは違い当時は、今橋城、峯野城などと呼ばれていたと史記に記されています。今川の権力を知らしめるために作られた城とも伝えられる城。この城の城主は各時代で能力が秀でたものが城主であったことから、出世城という異名も持っています。

現在は豊橋公園である吉田城。対岸に小さい公園があり、そこから見る川越しの城が美しいといわれています。撮影スポットとして城好きな人が、この対岸の公園から城を撮影している姿もよく見る場所。石垣が高くしっかりと強固に作られているところを見ると、守りもしっかりした城だったことがわかります。城の外観と共に、石垣や隅櫓などもよく見学していきましょう。

名称 吉田城
住所 愛知県豊橋市今橋町3
営業時間 10:00~15:00
定休日 月曜
サイト http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/spot/000084.html

気軽に立ち寄れる愛知の城2選

1. 西尾城

「西尾城」は鶴城とも呼ばれ総構えの城。本丸に天守がなく、二の丸に天守が存在ます。築城は足利義氏と伝えられ、城の周りの城下町も栄えました。本丸丑寅櫓と鍮石門は復元されたものですが、非常に美しい城。西尾市歴史資料館があり、ここで「西尾」の歴史を知ることができます。

西尾城も非常に美しく見どころ満載ですが、この園内には旧近衛邸があります。旧近衛邸は京都より移築されたもので、江戸時代後期に建築された邸宅といわれています。この邸宅の中でに茶室があり、抹茶などを飲みながら美しい庭を見ることができます。季節によって移り替わる庭園は見事。これも見ておくべき日本の文化。

名称 西尾城
住所 愛知県西尾市錦城町231-1
営業時間 定休日 月曜(祝日を除く)、12月29日~翌年1月3日
※園内の散策はいつでも自由に出来ます。
サイト https://www.aichi-now.jp/spots/detail/213/

2. 足助城

「足助城」は本名称を真弓山城といい、足助鈴木家のものだったとされています。徳川家康が関東に入国した際、廃城となってしまった城。その後、ふるさとづくり事業の中で復元され、当時のままの忠実な姿を見ることができます。長屋、物見櫓、敷地内の様子など当時の様子がよくわかる作りです。

400年もの昔、戦国時代に築かれた城。それが今当時のままに復元され、当時のままの姿を見ることができます。足助城は山城。山の斜面を登った先にその姿が浮かびます。大きく豪華な城ではありませんが、戦国時代、こうした山城が戦いのポイントになったともいわれます。山城の整備や発掘など本格的に行われたのは、この城が初めての取り組み。山城がどういうものなのか、ここに行けばしっかりわかります。

名称 足助城
住所 愛知県豊田市足助町須沢39-2
営業時間 9:00~16:30(入場は16:00まで)
定休日 木曜(ただし、4月29日~5月5日及び11月を除く)年末年始(12月25日から1月5日)
サイト http://asukejo.com/

名城を見ることで愛知、日本の歴史を知ることができる

愛知の名城を巡ってみると、その昔、城が多く築かれた戦国時代に日本、愛知がどのような状態にあったのかよくわかります。時代ごとに活躍した武将がいて、その中に武将たち、また関わってきた人たちの人生をも知ることができるのです。愛知ほど名城が多いエリアはありません。美しい城、山の中にある城、また深い歴史を感じさせる城などたくさんの城を見に行ってみてはいかがでしょう。今の日本が築かれる礎となった武将たちのロマンをしっかり感じることができます。

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